PFI事業の紹介

PFI事業の紹介

PFIの概要

PFIとは、民間の資金と経営能力・技術力(ノウハウ)を活用し、公共施設等の設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を包括的に民間へ委託する公共事業の一つの手法です。

正式名称を、Private-Finance-Initiative(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)といい、頭文字をとってPFIと呼ばれています。

PFIは、官民が協同して効率的かつ効果的に質の高い公共サービスの提供を実現するというPPP(Public-Private-Partnership:官民の連携)の概念から来るもので、PFIはその手法の一つです。

従来の手法による民間への委託事業は、設計、建設、維持管理、運営という各業務を分割し、年度ごとに発注することから、施設設計、運用設計の横の連携を図ることが困難でありました。

一方、PFIは設計・建築と維持管理・運営を民間事業者が一括して請け負うことから、従来と比較して横の連携を図りやすくなり、長期的・一体的な事業管理によって低廉で優れた品質の公共サービスの提供を実現することを目的としています。

中央市民病院でのPFI事業内容

神戸市では、中央市民病院の新築・移転に当たって、民間事業者の経営・技術的ノウハウを活用し、市と協働で、時代のニーズにあった最適な患者サービスを提供することや、施設整備から維持管理、運営までを含めた事業全体の効率化を図ることで、質の高い病院サービスの提供を図っていくため、PFI事業を導入しました。

診察・治療等の診療業務及び病院自体の経営については市民病院機構が直接責任をもって担っていますが、PFI事業では、施設の設計・建設・維持管理業務のほか、医療事務、検体検査、滅菌消毒、食事提供、医療機器保守点検、物品・物流管理等と幅広い医療関連業務を担っています。

また、業務の実施にあたってPFI事業者が各業務を統括することにより、業務間の重複や隙間のない、柔軟かつ効率的な業務実施が可能となっています。さらに、PFI業務の実施状況について業務水準を満たしているかどうかを評価する仕組みとして、毎月モニタリングを行うことにより、サービス水準の維持、向上を図っています。

このように、市民病院機構とPFI事業者が協働の精神(パートナーシップ)を持ち、一体となって業務品質や患者サービスの向上に取り組んでいます。