募集要項

目的
実務経験に基づいた講義と臨床実務実習を通じて、高度専門医療に対応した臨床検査並びにチーム医療を実践できる臨床検査技師を養成する。
募集人数
2名
研修概要
日本臨床衛生検査技師会の生涯教育研修制度を参考に、初期研修プログラムに準じた研修体制において、臨床に即した臨床検査業務研修を行う。期間は2年間とする。
研修内容
全部門研修(令和7 年4 月~令和7 年6 月)
全部門(輸血検査管理室・細胞遺伝子検査室・病理検査室・微生物検査室・生理検査室)において研修をおこない、臨床検査全般の知識を習得する。

専門研修(令和7 年7 月~令和9 年3 月
下記の専門コースを1つ選択し、それぞれの専門分野における知識・技術を習得する。

➀輸血・細胞治療コース
1 年目は、輸血一般業務の取得、および細胞調製作業を中心とした研修体制とする。2 年目は、認定輸血検査技師、細胞治療認定管理師など希望する資格取得を目指した研修を行う。資格取得条件を満たしていない場合でも、同様の研修を行うため、今後の資格取得や輸血・細胞治療のキャリア構築にも大きなプラスとなる。

②造血器腫瘍検査コース
1 年目は、造血器腫瘍全般についての知識習得および細胞形態検査(骨髄像の判読)、遺伝子検査、フローサイトメトリー検査の習得を目的とした研修を行う。2 年目は、上記検査に加えて新規検査項目の開発に携わりつつ、研修中に得られた実績を学会発表することを最終目的とする。

③細胞検査士コース
1 年目は、婦人科細胞診の診断と検体処理を重点的に実施し、以降は研修の進行程度に応じて、泌尿器・呼吸器・消化器・体腔液・乳腺・甲状腺等その他の領域の細胞診の診断業務の研修を実施し、全ての部位の細胞診断の習得を目標とする。

④臨床微生物検査・感染制御習得コース
1 年目は、一般細菌の塗抹・培養・同定・感受性検査を中心に臨床微生物検査の基礎を研修し習得を行う。AMRで問題となる耐性菌検出の習得を目指す。2 年目は、1 年目の応用に加え、当院のICT チームと活動し、院内の感染制御の習得を中心に研修する。

⑤超音波診断(心臓)コース
1 年目は、超音波検査の基礎・原理およびスクリーニング検査についてOJT を中心とした研修からはじめ、疾患を有する症例について臨床実務経験を積むことを主眼とする。2 年目は、実務経験を重ねつつ、希望があれば経食道心エコー図検査の補助、術中経食道心エコー図検査の補助、運動・薬物負荷心エコー図検査も研修も行う。また、症例・データ解析についての学会発表や論文作成について研修する。
処遇
時給1,800円、時間外勤務手当、交通費支給、有給休暇有、健康保険有
勤務日:月曜日~金曜日(休日出勤なし)
研修開始
令和7年4月1日(火)
応募資格
令和7年4月に臨床検査技師資格取得見込みの者、もしくは有資格者
*③細胞検査士コースは令和7年4月に細胞検査士資格取得見込みの者、もしくは有資格者
試験日時
令和6年10月2 日(水)
試験会場
神戸市立医療センター中央市民病院
試験内容
筆記試験(専門分野)および面接
合格発表
令和6年10月中旬までに本人宛に通知
提出書類
① 応募用紙:所定用紙 
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② 通常はがき:日本郵便1枚(宛先欄に住所、氏名、郵便番号を記載したもの)

以上を「臨床検査技師レジデント応募書類」と朱書きした封筒で郵送してください。
応募締切
令和6年9月19日(木)必着
応募先
〒650-0047 神戸市中央区港島南町2丁目1-1
神戸市立医療センター中央市民病院 臨床検査技術部 川井 順一 宛
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