この度、神戸市立医療センター中央市民病院では、看護部が主導となり、株式会社ユタックス(本社:兵庫県西脇市)の特殊な素材を応用した「小児用点滴保護バンド」の開発し、宮野医療器株式会社(本社:神戸市中央区)が取り扱うことになりましたので、お知らせいたします。
小児は成人に比べ、点滴中の危険予知が難しいため、点滴もれやラインの事故(自己)抜去などに対して、看護師の細やかな観察・対応が必要です。しかしながら、観察のためには、テープや包帯で固定している部分に何度も触れる必要があり、小児のみならず親御さんにも不安やストレスを与えてしまいます。特に夜間においては、睡眠を妨げる要因にもなり、看護側としては、少しでも小児の不安をやわらげ、刺入部の観察を安全にできるような方法を模索していました。