神戸市立医療センター中央市民病院は1924(大正13)年3月1日に市立神戸診療所(長田区)として開設以来、2024(令和6)年3月1日で開設100周年を迎えました。それを記念し、記念式典・記念講演会・祝賀会を開催いたします。

 当院は、1924(大正13)年に神戸診療所として開設して以来、戦災や阪神・淡路大震災、新型インフルエンザや、新型コロナウイルス感染症の感染拡大など、未曾有の危機に見舞われてきましたが、市民の皆様のご理解・ご協力のなか、迫り来る危機を乗り越え、安心・安全な医療の提供に努めてまいりました。

引き続き、1年365日、24時間体制での救急医療を実践することで、安全で安心な医療の提供に努めるとともに、地域医療機関と連携を図りながら神戸医療圏の中核病院として市民の最後の砦として役割を果たしてまいります。

1.記念式典・記念講演会・祝賀会

日時:2024年7月14日(日曜)11時から
   11時~11時30分    記念式典
   11時30分~12時30分 記念講演会「京都大学総長 湊 長博先生」
              講演テーマ「老いと病」
   13時~15時      祝賀会
場所:神戸ポートピアホテル・ポートピアホール ※記念式典・記念講演会

*事前招待した関係者の皆様対象

2.取材の申し込み

取材を希望される場合は、7月8日(月曜)17時までにご連絡ください。
なお、取材は、「記念式典」のみとなります。

【100周年記念ロゴマーク・キャッチコピー】

【開設100年の沿革・主な出来事】

1924年3月

市立神戸診療所(長田区三番町)開院(本院病床数25床)

1953年10月

生田区(現在の中央区)加納町へ本院を移転
移転元は中央市民病院長田分院と改称(後の市立西市民病院)

1981年3月

ポートアイランド(中央区港島中町)へ本院を移転
(一般病床962床、伝染病床38床、計1,000床体制)

1995年1月

阪神・淡路大震災被災

2004年10月

新潟県中越地震被災地支援

2009年4月

地方独立行政法人へ移行

2009年5月

新型インフルエンザ対応

2011年3月

東日本大震災被災地支援

2011年7月

ポートアイランド2期(中央区港島南町)へ移転
(一般病床690床、感染症病床10床、計700床体制)

2014年10月

救命救急センターの評価結果において、初の全国第1位評価の獲得

2016年4月

熊本地震被災地支援

2016年8月

精神科身体合併症病棟(MPU)開設
(一般病床690床、感染症病床10床、MPU8床、計708床体制)

2017年3月

他人のiPS細胞を用いた第1例目の網膜色素上皮細胞移植手術を実施

2017年11月

先端医療センター病院(60床)の統合、臨床研究推進センターの設置
(一般病床750床、感染症病床10床、MPU8床、計768床)

2020年3月

神戸市内で初めて新型コロナウイルス感染症患者が確認され、以後、
新型コロナウイルス感染症患者の受入れを行う

2020年4月

神戸市内で唯一の兵庫県が定める新型コロナウイルス感染症重症等
特定病院に指定される

2020年11月

全国に先駆け、新型コロナウイルス感染症の重症患者を受け入れ可能な
臨時感染症専用病棟(36床)の運用を開始

2022年9月

国内で初めて神戸で開発された手術支援ロボット「hinotori™」の導入

2024年1~3月

能登半島地震被災地支援

2024年3月

中央市民病院開設100周年
救命救急センターの評価結果において10年連続全国第1位評価の獲得