主な疾患・治療法

検査

前立腺針生検は、仙骨麻酔下に、初回では経直腸12か所、2回目以上では経直腸+会陰の24か所を行っております。基本的にはデイサージェリーの日帰りで行います。抗凝固薬・抗血小板薬は中止をせず内服継続のままで行います。生検前にはMRIを施行しております。平成26年度には220件 (初回177、再33)あり64%に癌、平成27年度には245件(初回207、再38)あり56%に癌を検出しました。

腎癌

腎臓は、背中に左右1 個づつある握り拳大 の臓器です。その主な働きは尿を作る事です。尿を作ることによって体液のバランスをとります。そのほか、血圧を保つホルモンや、血液をつくるホルモンも作り出しています。その腎臓に含まれる細胞が勝手に増殖するとCTなどのレントゲン検査で異常に映り「腎腫瘍」と診断されます。

副腎腫瘍

副腎の腫瘍はその多くが良性ですが、特に大きなサイズ(5cm以上)のものでは癌(副腎癌)の可能性が高くなります。副腎の働きの特性から、副腎腫瘍ではホルモンの分泌異常がしばしば起こり、コルチゾールの過剰分泌による症状はクッシング症候群、アルドステロンの過剰分泌による症状は原発性アルドステロン症、そしてアドレナリンの過剰をきたす腫瘍は褐色細胞腫、と呼ばれています。

膀胱癌

膀胱の腫瘍は粘膜の移行上皮から発生し、その殆どは悪性(移行上皮癌)です。1年間に10万人中約8人に発症し、50歳以上の男性に多い病気です。喫煙との関係や、化学薬品を使う職業との関係が指摘されています。

前立腺癌

完全に治すことができる早期の前立腺癌には残念ながら症状がありません。「良性」の病気である前立腺肥大症を合併しておれば排尿困難や頻尿の症状がでることもあります。いずれにせよ、前立腺癌の早期発見には無症状であっても積極的に検査を受ける必要があります。

前立腺癌の放射線療法

放射線治療を行う場合、重要なのは放射線を病変の組織に正確かつ高用量に照射する事です。周辺の正常臓器の中には、放射線が多くあたると組織が死んでしまうものもあり、治療は周辺臓器への影響が最小限になるよう調節しなければなりません。

前立腺癌の密封小線源治療

放射線治療を行う場合、重要なのは放射線を病変の組織に正確かつ高用量に照射する事です。周辺の正常臓器の中には、放射線が多くあたると組織が死んでしまうものもあり、治療は周辺臓器への影響が最小限になるよう調節しなければなりません。

前立腺肥大症

男性では50歳を過ぎる頃から前立腺が大きくなりはじめます。すなわち男性の老化現象の1つと言えます。肥大は前立腺の内腺(尿の通り道に近い部分)から起こり尿道を圧迫して、尿の勢いの低下、残尿感、頻尿、尿漏を起こし、ひどい場合は尿が出ないこともあります。

前立腺肥大症のレーザー治療(HoLEP)

HoLEPは2004年より当科で行っている比較的新しい前立腺肥大症の手術方法です。全身麻酔下に内視鏡を尿道から挿入し、高出力のレーザー(ホルミウム・ヤグレーザー)で肥大した組織を切除します。HoLEPと同じ方法ですが、バイポーラー電気メスを使用したバイポーラー前立腺核出術(TUEB)も当院で行っております。

女性の尿失禁

尿失禁とは、おしっこが漏れてしまう状態のことです。尿失禁自体が健康に悪影響を及ぼすことはありませんが、下着が汚れる、外出するのが嫌、常に気分が晴れない、といったことで悩まされます。年齢、性別を問わず尿失禁は起こりますが、中年以降のご婦人に多く見られる傾向があります。

男性不妊症

一般には不妊症の約半分は男性側に原因があると言われています。したがって女性だけが婦人科で検査や治療を受けるのではなく、男性も泌尿器科で検査をうけ、なるべく夫婦単位での治療をうけることが大切です。

ロボット支援(ダヴィンチ)腹腔鏡下手術

ダヴィンチは米国Intuitive Surgical社製で、術者は操作用のコンソールに座り、拡大された3DのHDビジョンの画面を見ながら、カメラと3本のアームを、手足を使って操作します。