中央手術部・集中治療部

中央手術部・集中治療部部長 山崎和夫

神戸市立医療センター中央市民病院
中央手術部・集中治療部部長
山崎 和夫

中央手術部

中央手術部は4階にあり、高度医療機器を備えた18室の手術室(ハイブリッド1室、クリーン・ルーム2室、内視鏡手術専用4室を含む)を擁しております。そのためデイサージャリーから大手術まで多種多様な手術を行うことが可能です。ハイブリッド手術室では手術だけでなく、血管造影を行うことができるため、大動脈ステント治療等に活用しております。また、CT装置を手術室に併設していますので、術直後にもCT撮影を行うことができ、遅滞なく安全確実な手術を行うことができます。手術件数は年々増加し年間約12,000件の手術が行われています。平成25年度は新たに経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)や手術支援ロボット(da Vinci)による前立腺摘出術が開始される予定です。

集中治療部門・重症部門

集中治療部門は、1階救命救急センター内のEICU8床およびCCU6床、4階中央手術部に隣接されたGICU8床で形成されています。人工呼吸やECMOによる呼吸補助、IABPやPCPSによる循環補助、血液浄化による肝・腎補助等を必要とする重篤な方を専従の集中治療医・看護師を中心に各科担当医、他科専門医、薬剤師、作業療法士、栄養管理士、臨床工学技士など多職種が協力して治療にあたり早期回復に努めております。EICUは主に救急外来経由の重症呼吸不全、重症感染症、多臓器不全、重症外傷、緊急手術後、重症熱傷、重症中毒、などを対象としています。CCUは急性心筋梗塞、重症心不全などの循環器疾患を対象としています。GICUは心臓大血管手術後や食道癌術後などの大手術後ならびに小児重篤例を対象としていますが、入院中の方が感染症等の内科的疾患で重篤となった場合も収容して治療しております。集中治療部門に準じる部門として、GICUに隣接したハイケアユニットGHCU16床、心臓センター内の循環器疾患を対象としたハイケアユニットCHCU12床、脳卒中センターの脳卒中ケアユニットSCU12床があり、各科担当医が中心となり強化観察・治療を行っています。全病院700床中、1階救命救急センターの救急病床36床を合わせて計98床が新生児を除く集中治療および重症部門となっております。それぞれの部門を円滑かつ効率的に連携運用することにより、内科系ならびに外科系疾患の重篤病態からの迅速な回復を目指しております。