初期臨床研修プログラム

初期臨床研修プログラム

初期研修医を目指す方へ

当院は約50年前から病院独自に研修医を採用し、若手医師育成に努めてきた。当院の臨床研修の基本理念は、『その時代の社会的ニーズに見合った良質の初期研修の場を提供する。』ことである。臨床研修制度の開始後も、プログラムの改善を行いながら、多くの優秀な若手医師を生み出し続けている。

当院は病床数768床、年間の新入院患者23,288人、救急外来患者数32,747人、救急車搬入件数10,171件という多くの症例数がある。(平成30年度)

またスタッフ医師200人、専攻医(後期研修医)114人と多くの医師が勤務し、厚生労働省医政局長の認める指導医養成講習会の修了者も136人(平成31年4月現在)となっている。研修期間中は、上級医と共に担当医として診療にあたり、多くの症例を経験しながら、診療の全般にわたって密な指導や助言をうけることができる。

当院の研修プログラムは、初期研修医として十分な診療能力を身につけられることに加えて、将来の専門科に向けた研修も十分に行えることを目的に、以下の3つを軸に策定している。

  1. 救急部、総合内科で、救急疾患、プライマリケア疾患、内科全般の基本的診療能力を修得する。
  2. 麻酔科、集中治療部で、重症患者の全身管理を学ぶ。
  3. 専門診療科で、各分野のトップレベルの教育をうける。

多くの症例数と指導医のもと、この3本柱をバランスよく研修でき、しかも各々がトップレベルであることは、当院の初期研修の特徴である。

全コース共通項目

1年次

オリエンテーション:4/1より約5日間

内科 6ヶ月
救急部 3ヶ月
麻酔科 2ヶ月

一般外来研修は、1年次3月より20日間以上行う。当院で行う「内科(3ヶ月)」、「小児科(1ヶ月)」と、地域研修病院で行う「地域研修(2ヶ月)」の研修期間のうち、週1回程度を予定している。

2年次

地域医療

下記(1)〜(5)のいずれかで2ヶ月間の研修

※地域研修2ヶ月で在宅医療研修と一般外来研修も行う。
(1)兵庫医科大学ささやま医療センター
(2)京丹後市立弥栄病院
(3)神戸平成病院
(4)北兵庫病院群:
豊岡病院組合立日高医療センター、豊岡病院組合立出石医療センター、豊岡病院組合立朝来医療センター、公立香住病院、公立村岡病院、公立浜坂病院 の中から選択
(5)西宮渡辺心臓脳・血管センター

精神・神経科 1ヶ月
小児科 1ヶ月
産婦人科 1ヶ月
外科 1ヶ月

各研修コース

採用内定後、研修開始前に下記の中から研修コースの選択を行う。

選択項目

内科ローテーション(1年次):6ヶ月

以下のAまたはBを選択

  • 内科6科
    • 循環器内科、脳神経内科、消化器内科、呼吸器内科
    • 糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、血液内科のうち2科
  • 総合内科+内科3科
    • 総合内科3ヶ月
    • 循環器内科、脳神経内科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、血液内科のうち3科
選択科(1年次):1ヶ月
選択科(2年次):8ヶ月

当院全診療科から希望する診療科で研修を行う。

研修予定表(例)

(1)1年次に「内科6科」を選択

 4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1
年目
内科   救急部 選択科 麻酔科
2
年目
麻酔科 選択科 小児科 地域
医療1
産婦人科 精神科 外科 地域
医療2
選択科

(2)1年次に「総合内科3ヶ月+内科3科」を選択

 4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1
年目
内科 総合内科 救急部 選択科 麻酔科
2
年目
麻酔科 選択科 小児科 地域
医療1
産婦人科  精神科 外科 地域
医療2
選択科

各診療科の紹介