臨床研修医

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病院長からの挨拶

病院長の木原 康樹より、当院で臨床研修を希望される皆さまへご挨拶

神戸市立医療センター中央市民病院は、開設以来90余年の歴史を通じ、常に市民の多様な医療ニーズに応える努力を続けています。平成21年4月には、患者サービスの向上やより効率的な病院経営をめざすべく、地方独立行政法人としての経営形態に移行しました。

平成23年7月には救急医療とチーム医療の実践に基づく質の高い医療を提供する“次世紀にふさわしい病院”として、現在地に新築、移転しました。平成28年8月に精神科身体合併症病棟(MPU)の設置、手術室の増設や外来の拡充を目的として増築を実施し、さらに平成29年11月には先端医療センター病院を統合しました。

現在は、総延床面積約101,400m2、ベッド数768床の日本有数の基幹病院としての外観・設備を備え、診療科の枠にとらわれず、患者中心に各科の医師が協働して診療するよう、臓器別・疾患別の総合診療体制を実施しております。厚生労働省の「全国救命救急センター評価」においては、7年連続全国第1位の評価を獲得しています(平成26年度~令和2年度)。

当院は“救急医療の充実”、“高度医療の拡充”、“臨床研究の充実”を3本の柱とし、現在は勿論、将来においても最も進歩した医療サービスを提供できるよう体制づくりに努めています。

充実した臨床研修を行うためには、①豊富な症例、②優秀な指導医、③効果的な研修カリキュラムが不可欠ですが、当院はこれらすべてを揃えており、専門医機構が認定するあらゆる専門医(認定医)の研修機関に指定されています。当院のスタッフは京都大学臨床教授18名を擁しており、平成27年度研修修了生における内科専門医合格者は100%、外科専門医も100%です。また、年間約30体の剖検例があり、これらの数字は関西随一であります。日本医療教育プログラム推進機構の「令和2年度基本的臨床能力評価試験」では、当院の研修医は全国総合第2位の成績を挙げております。

当院は、平成24年4月に研修教育指導体制の更なる充実を目指して臨床研修センターを設置しました。研修医は当センターに所属し、2年間、各診療科でローテート研修を受けます。一例としては、救急部及び総合内科の研修で基本的診療能力の修得を図るとともに、集中治療部(ICU)で重症患者の全身管理を学び、さらに各診療科においても最新の専門教育を受けることができます。また、学術支援センターでは、研修医の学会発表や症例報告などの支援に加え、臨床研究の立案、統計解析法、論文執筆などを、専門家を交えて行っています。平成28年4月には、病院職員の資質向上のための能力開発・スキルアップを目的として人材育成センターを立ち上げ、同年8月には研修棟を増築し、研修ホール、トレーニングラボ、外科系ラボの供用を行っております。

当院での研修は決して安易なものではなくハードな毎日を過ごすこととなりますが、臨床医としての資質は最初の3年で決まると信じております。恵まれた環境の下でレベルの高い臨床研修を望むガッツある諸君が参加してくれることを切望しています。

病院長 木原 康樹