歯科研修プログラム

歯科研修プログラム

歯科研修プログラムの概要

臨床研修の第一歩をどこでどう過ごすかということでその人の歯科医師人生が決まるといっても過言ではありません。最初に染められた色はその人のベースカラーとなるので、これからの歯科医師は、医療従事者の一員として他から孤立しないためにも、医学部付属病院や総合病院の歯科・歯科口腔外科で研修を始めることが望まれます。

当院のプログラムの特徴

  1. 基本的に医科の臨床研修プログラムの研修理念(医療人として必要な基本姿勢・態度)を同じくしています。
  2. 本プログラムの1年次は厚労省歯科医師臨床研修制度のプログラムに沿った単独型のプログラムであり、病院歯科での研修に適した研修内容になるよう工夫しています。
  3. 2年次は3ヶ月の麻酔科研修及び1ヶ月の選択研修によって、これからの超高齢者社会に対応できる歯科医師の養成を目指しています。
  4. 初期研修修了後は、3年間の専攻医プログラムを準備しており(公募試験あり)、日本口腔外科学会ならびに日本顎顔面インプラント学会の指定研修施設でもあるため、さらに高度の専門医療に対する学問的興味を養い、認定医・専門医取得を目指すことが可能です。

研修目標

  1. 歯や口腔という局所とともに、全身を含めたいわば全人的で基本的な歯科の総合診療能力を習得する。
  2. 医療従事者として望ましい態度と習慣を身につける。
  3. 生涯研修の第一歩として科学的思考に基づいた医療を実践する習慣を身につける。
  4. 他科疾患患者、高齢者、障害者などの全身の評価ができ、歯科医療を安全に実施できる歯科医師をめざす。
  5. 病院歯科におけるチーム医療を学ぶ。

研修期間内スケジュール

1年次

当院で1年間の研修を行います。ただし、4月中旬まで医科と合同のオリエンテーションがあり、救急蘇生などを合同で学びます。また、翌年3月までの間に、神戸市保健所での1週間程度の研修があり、歯科検診や老健施設などでの健康講座を経験します。

2年次

当院麻酔科での3ヶ月の医科麻酔/歯科麻酔研修に加えて、1ヶ月の選択研修(下記)を行うことにより「全身管理に強い歯科医師」をめざすとともに、残りの8ヶ月間は歯科口腔外科で、より専門的で専攻医研修に向けた研修を行います。

選択研修
  • 【院内医科研修】形成外科もしくは頭頸部外科
  • もしくは【院外歯科研修】神戸市立医療センター西市民病院歯科口腔外科
  • ※なお、1ヶ月の選択研修については、希望者のみとします。

歯科および歯科口腔外科

スタッフは4名ですが、日本口腔外科学会指導医1名・専門医2名・認定医2名であり、年間300件ほどの入院口腔外科手術を実施しています。顎矯正手術や低侵襲内視鏡手術も手がけており、口腔ケアから最先端歯科医療まで体験することができます。詳しくは診療科ホームページをご覧ください。