臨床評価指標

臨床評価指標

入院(令和2年度)

項目数値備考
稼働病床数 768床 (一般 750床、感染 10床、精神科身体合併 8床)
延入院患者数 187,418人 (一般のみ)
1日平均入院患者数 513人
新入院患者数 16,497人
退院患者数 16,374人
病床利用率 68.5%
平均在院日数 11.4日

外来(令和2年度)

項目数値備考
延外来患者数 357,955人  
新外来患者数 57,584人  
1日平均外来患者数 1,473人  
紹介率 74.4% 地域医療支援病院紹介率
逆紹介率 150.8% 地域医療支援病院逆紹介率

手術(令和2年度)

項目数値備考
手術件数 7,455件 手術室での実施件数
全身麻酔件数 5,187件  

救急医療(令和2年度)

項目数値備考
救急外来患者数 17,583人  
(うち入院) 6,007件  
救急車受入 6,292人  
(うち入院) 3,747件  

剖検率(令和2年1月1日〜令和2年12月31日)

項目数値備考
死亡退院数 569人  
粗死亡率 3.2%  
剖検数 29人  
剖検率 5.1%  

その他(令和2年度)

項目数値備考
医療事故公表件数 2件 公表基準による発生年度別件数
セカンドオピニオン件数 126件  
クリニカルパス種類数 476種類  
クリニカルパス適用率 54.8%  
患者対看護職員数 7対1  
認定看護師数 33人 救急3人、がん化学療法3人、がん性疼痛1人、がん放射線療法2人、感染管理3人、手術2人、集中ケア3人、新生児集中ケア1人、摂食・嚥下障害3人、乳がん2人、認知症2人、脳卒中リハビリテーション2人、皮膚・排泄ケア4人、慢性呼吸器疾患1人、慢性心不全1人
専門看護師数 12人 慢性疾患1人、がん4人、感染症1人、急性・重症患者3人、小児1人、精神1人、老人1人
患者満足度(入院) 99.3%(満足、やや満足) 患者満足度調査による(令和2年11月実施)
患者満足度(外来) 97.8%(満足、やや満足) 患者満足度調査による(令和2年11月実施)

退院患者統計(令和2年1月1日〜令和2年12月31日)

項目内容(PDFファイル)
診療科別 平均在院日数 PDFで見る(194KB)
診療科別・在院期間別・性別 退院患者数 PDFで見る(286KB)
疾病別(大分類)・性別 退院患者数 PDFで見る(379KB)
救急入院月別 退院患者数 PDFで見る(121KB)
分娩形態別件数 PDFで見る(364KB)
出生時間別件数

院内がん登録統計(平成31年1月1日〜令和元年12月31日)»PDFで見る

 

QIワーキングの指標

指標名内容(PDFファイル)
呼吸器/消化器感染症で入院した小児患者への抗菌薬使用状況 PDFで見る(96KB)

診療科別統計(令和2年1月1日〜令和2年12月31日)

診療科名内容(PDFファイル)
循環器内科 PDFで見る(114KB)
糖尿病・内分泌内科 PDFで見る(81KB)
腎臓内科 PDFで見る(84KB)
脳神経内科 PDFで見る(281KB)
消化器内科 PDFで見る(93KB)
呼吸器内科 PDFで見る(102KB)
血液内科 PDFで見る(131KB)
腫瘍内科 PDFで見る(53KB)
緩和ケア内科 PDFで見る(135KB)
総合内科 PDFで見る(124KB)
精神・神経科 PDFで見る(65KB)
小児科・新生児科 PDFで見る(90KB)
外科 PDFで見る(68KB)
乳腺外科 PDFで見る(114KB)
心臓血管外科 PDFで見る(75KB)
呼吸器外科 PDFで見る(92KB)
脳神経外科 PDFで見る(132KB)
脳卒中センター PDFで見る(96KB)
整形外科 PDFで見る(82KB)
皮膚科 PDFで見る(94KB)
形成外科 PDFで見る(52KB)
泌尿器科 PDFで見る(87KB)
産婦人科 PDFで見る(108KB)
眼科 PDFで見る(54KB)
耳鼻咽喉科 PDFで見る(57KB)
頭頸部外科 PDFで見る(64KB)
麻酔科 PDFで見る(503KB)
放射線診断科 PDFで見る(56KB)
放射線治療科 PDFで見る(57KB)
歯科口腔外科 PDFで見る(71KB)
救急部 PDFで見る(143KB)

 

 

DPCデータによる病院指標

はじめに

DPC(Diagnosis Procedure Combination:診断群分類)制度とは、平成15年から日本独自で導入された急性期入院医療を対象とした診療報酬の包括評価制度のことです。DPCの対象患者は、医科保険適用患者で、一般病棟に入院した患者を対象としています。そのため、下記の患者は対象外となります。

  1. 自動車賠償責任保険や労災保険、自費等の患者
  2. 歯科、産科や一般病棟以外に入室した患者
  3. 入院後24時間以内に死亡した患者、又は生後1週間以内に死亡した新生児

当院のDPC対象となる患者は、退院患者全体の約90.7%です(令和2年度)。したがって、DPCデータによる病院指標は、当院の退院患者の指標(診療科実績など)とは数値が異なっています。この指標は、患者数が10人未満のものについては「−(ハイフン)」で示しています。

集計項目

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別ならびに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

1.年齢階級別退院患者数

一連の入院から退院までを一入院としてカウントしています。年齢は入院時の年齢で10才刻みの患者数を表しています。

令和2年度 年齢階級別退院患者数

【定義】

  • 当院の退院をもって1カウントとする
年齢 10才未満 10才代 20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才代 80才代 90才以上
患者数 867 375 575 787 1,174 1,628 2,574 4,420 2,511 515

令和2年度 年齢階級別退院患者数グラフ

高齢化社会の進行とともに、入院患者も高齢化が進んでいます。複数の基礎疾患を有する高齢者に対しても積極的な治療を心がけています。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

DPCは主要診断群、分類コード、年齢・体重・JCI条件、手術等サブ分類、手術・処置、副病名、重症度などを表す14桁のコードでコーディングしています。厚生労働省はこのDPCコードを使って診療報酬を定めています。診療報酬請求に使用するため、入院中に医療資源を最も投入した傷病名や手術・処置でコードを決めています。したがって、実際に診療した病名とは異なる場合があり、診療科実績と異なる値になります。

各診療科の上位5位までの病名について患者数、平均在院日数、転院率、平均年齢をお示しします。DPCコードの治療時に適用されている主要なクリニカルパス*)については、表の患者用パス名称をクリックするとご覧いただけます。

*クリニカルパスとは、入院中に行われる検査・処置・指導・看護・食事などを入院から退院までの時間順にまとめた表です。各施設の標準的な診療計画で、適用できる患者状態を決めて、質の高い治療を安全に効率的に受けられるようにしています。患者への説明に使うものを患者用パスといいます。

令和2年度 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

【定義】

  • DPCコード14桁で集計する
循環器内科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈で経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション)を行うもの 482人 4.23日 4.95日 0.00% 65.90歳 AFアブレーションパス(前日入院)
050050xx0200xx 狭心症や慢性虚血性心疾患で経皮的冠動脈形成術等のカテーテル手術を行うもの 172人 3.73日 4.44日 0.58% 73.48歳 PCIパス(2泊3日)
050210xx97000x 徐脈性不整脈でペースメーカー移植術等の手術を行うもの 111人 7.71日 10.56日 2.70% 76.23歳 ペースメーカー・ICD移植術パス
050050xx9910xx 狭心症や慢性虚血性心疾患で心臓カテーテル検査を行うもの 90人 2.70日 3.07日 0.00% 70.31歳 CAGパス(1泊2日)
050130xx9900xx 心不全で投薬、点滴などの治療を行うもの 74人 17.14日 17.23日 24.32% 78.47歳  

比率でいえば、例年通りに心房細動を主とする頻脈性不整脈に対してアブレーション治療を受ける症例と、冠動脈疾患患者に対する検査・治療目的での入院が多くなっていますが、COVID-19流行の影響により、全体に症例数は前年より減少しています。そのような中で、徐脈性不整脈に対してペースメーカー移植術等の手術を行う症例は実数も前年よりも増加し、症例全体の中での割合も大きくなっています。
各コードの患者群、いずれにおいても、在院日数は全国平均よりも少なく、効率的な診療を行っていることが示されています。

糖尿病・内分泌内科
DPCコード(14桁)公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
当院全国
100020xx99x2xx 甲状腺がんで放射性ヨード内用療法治療を行うもの 54人 10.94日 6.15日 0.00% 58.94歳 甲状腺RI治療休薬法パス
100020xx99x5xx 甲状腺がんで化学療法(タイロゲン筋注用)の治療を行うもの 37人 9.97日 8.51日 0.00% 57.73歳 甲状腺RI治療タイロゲン法パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病でインスリンの導入などの教育入院を行うもの 33人 11.70日 14.60日 0.00% 71.67歳 糖尿病治療パス(インスリン)
100020xx010xxx 甲状腺がんで甲状腺悪性腫瘍に対する手術を行うもの 17人 8.88日 8.50日 0.00% 64.76歳 甲状腺全摘パス
100180xx990x0x 副腎皮質機能亢進症や非機能性副腎皮質腫瘍などで投薬、点滴などの治療を行うもの 16人 2.94日 6.26日 0.00% 54.94歳 原発性アルドステロン症の負荷試験

糖尿病・内分泌内科の入院の大部分は、甲状腺癌術後放射性ヨード内用療法と(2型)糖尿病の血糖コントロール不良症例の薬剤調整(予定・緊急入院を含む)です。それ以外は、原発性アルドステロン症の負荷試験や静脈サンプリング、下垂体疾患の負荷試験、糖尿病のインスリンポンプ導入、甲状腺手術の周術期入院などがあります。平均在院日数は11日程度(負荷試験は3日程度)です。甲状腺癌術後放射性ヨード内用療法は隔離室への入室が必要で、当院を含め県内で4施設しか施行することができません。当院では年間100例の治療が可能になっています。これ以外に隔離が必要でない線量の治療(アブレーション)も行っています。

腎臓内科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群や慢性間質性腎炎、慢性腎不全などで投薬、点滴などの治療を行うもの 56人 5.50日 11.04日 1.79% 53.52歳 腎生検パス
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群や慢性間質性腎炎、慢性腎不全などで人工透析などの治療を行うもの 27人 9.63日 14.01日 11.11% 71.74歳 透析導入(月水金パターン)
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群で投薬、点滴などの治療を行うもの 16人 15.44日 20.56日 0.00% 56.94歳 腎生検パス
110280xx9902xx 慢性腎炎症候群や慢性間質性腎炎、慢性腎不全などで腹膜透析などの治療を行うもの 13人 3.92日 8.90日 0.00% 66.38歳 腹膜機能検査パス
110290xx99x0xx 急性腎不全 で投薬、点滴などの治療を行うもの 12人 9.42日 14.03日 8.33% 70.92歳 腎生検パス

高齢患者さんが増えていますが、パスを積極的に活用することで、引き続き在院日数短縮に努めます。

脳神経内科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
010060x2990201 脳梗塞で投薬、点滴などの治療を行うもの 74人 12.03日 15.54日 22.97% 71.97歳 脳梗塞入院パス
010230xx99x00x てんかんで投薬、点滴などの治療を行うもの 62人 8.06日 7.48日 12.90% 64.98歳  
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(JCS10未満)で投薬、点滴、リハビリなどの治療を行うもの 39人 21.62日 18.86日 82.05% 70.36歳 脳出血入院パス
010080xx99x0x1 重症の脳脊髄の感染を伴う炎症で投薬、点滴などの治療を行うもの 31人 14.10日 17.00日 9.68% 44.13歳  
010060x2990211 脳梗塞でてんかん、脳性麻痺等を伴い、投薬、点滴等の治療を行うもの 29人 13.10日 17.42日 34.48% 76.10歳 脳梗塞入院パス

脳神経内科の救急疾患として多いものはてんかんの重積、脳梗塞、脳出血, 脳神経系の感染症です。
てんかんの重積(痙攣が止まらない状態)は高齢化と共に増加しています。高齢者では脳の小さな傷が原因で生じる症候性てんかんが多数を占めます。脳梗塞患者のうち一部の症例は、血栓溶解(rt-PA)や急性期血行再建(カテーテルを用いて血流を再開させる)の適応になります。脳梗塞は高血圧、糖尿病、高脂血症を背景とする脳動脈硬化や不整脈が原因となります。脳出血は高血圧を背景とする場合がほとんどで、アルコール多飲が重なると発症しやすくなります。脳神経系の感染症の中で最も重症なのは細菌性髄膜脳炎とウイルス、真菌、結核などによる脳炎です。当院ではこのような重症患者を多く治療しています。

消化器内科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
060340xx03x00x 胆管結石、胆管炎などで内視鏡的胆道結石除去術等の手術を行うもの 256人 7.94日 9.53日 9.77% 73.68歳 ERCP関連パス
060100xx01xxxx 結腸、直腸、肛門及び肛門管の良性新生物(腫瘍)で内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を行うもの 155人 2.26日 2.66日 0.00% 70.77歳 大腸ポリープ切除術・粘膜切除術パス(当日版)
060020xx04xxxx 胃がんで内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術を行うもの 107人 7.52日 8.11日 0.93% 73.70歳 食道・胃ESD治療パス
060050xx97x0xx 肝がん、肝内胆管がんで血管塞栓術等の手術を行うもの 77人 7.83日 10.70日 3.90% 77.13歳 腹部血管造影(TACE/TAI)パス
060050xx99000x 肝がん、肝内胆管がんで内視鏡による生検法等の検査を行うもの 72人 5.90日 8.65日 15.28% 71.61歳 腹部血管造影(TACE/TAI)パス

良性疾患では、総胆管結石・胆管炎に対し、内視鏡的結石除去をおこなう患者が最も多くなっています。その大半が、地域からの依頼の緊急入院患者です。LDAを含めたNSAIDs・抗血栓薬を内服する高齢者が増加しており、上部では消化性潰瘍出血・下部では憩室出血の止血目的緊急入院患者も多く診られます。悪性疾患では、肝細胞癌に対するIVR治療(TACE/RFA)、早期癌に対する内視鏡切除(ESD)が多くなっています。
昨今は、大腸癌死亡を抑制するため、クリーンコロンを目指して、積極的な大腸ポリープ切除を心がけています。

呼吸器内科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
040110xxxxx0xx 間質性肺炎で投薬、点滴などの治療を行うもの 94人 16.37日 18.61日 13.83% 72.30歳 入院気管支鏡
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎で投薬、点滴などの治療を行うもの 80人 16.90日 20.51日 47.50% 82.58歳  
040040xx99040x 肺がんで化学療法の治療を行うもの 75人 9.01日 9.42日 0.00% 74.41歳 day1-3 (CDDP一括なし)
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍で投薬、点滴などの治療を行うもの 50人 12.12日 13.30日 30.00% 73.40歳  
040110xxxxx2xx 間質性肺炎で人工呼吸の処置を行うもの 44人 20.95日 27.63日 29.55% 74.20歳 入院気管支鏡

間質性肺炎、肺炎,肺癌の3疾患が入院患者の大多数であり、いずれも全国平均よりもかなり短い在院日数となっています。

血液内科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫で化学療法(リツキシマブ)の治療を行うもの 65人 10.68日 11.14日 0.00% 66.43歳 リツキサン(ケモのみ) 投与3回目以降
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫で化学療法(トレアキシン等)の治療を行うもの 44人 16.32日 20.27日 2.27% 60.41歳 リツキサン(ケモのみ) 投与3回目以降
130010xx97x2xx 急性白血病で化学療法や輸血などの治療を行うもの 41人 31.05日 38.35日 7.32% 58.73歳  
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫で化学療法(リツキシマブ・フィルグラスチム、レノグラスチム)等の治療を行うもの 35人 23.60日 31.90日 0.00% 69.66歳 リツキサン(ケモのみ) 初回投与
130030xx99x3xx 非ホジキンリンパ腫で化学療法の治療を行うもの 27人 14.15日 16.62日 3.70% 59.33歳 HD-MTX(ケモのみ)

非ホジキンリンパ腫に対しては、3週間隔で6回繰り返す治療や、4週間隔で4-6回繰り返す治療があります。いずれも初回の治療は入院して行い、治療効果と有害事象を慎重に確認します。十分な効果が得られ、重大な有害事象を起こさなければ、2回目以降の治療は外来で行います。初回治療の入院期間は年々短縮する傾向にあります。高齢患者さんや、併発症のある患者さんなどでは2回目以降も入院で行うこともあります。急性白血病の治療は、従来強力な化学療法がおこなわれ、1コースの治療で1か月程度の入院を要してきました。近年高齢者においては外来治療も可能な薬剤が登場しています。

腫瘍内科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
060020xx99x0xx 胃がんで投薬、点滴などの治療を行うもの 14人 9.50日 10.73日 0.00% 62.14歳  
060020xx97x0xx 胃の悪性腫瘍で内視鏡的消化管止血術等の手術を行うもの 10人 16.20日 15.03日 10.00% 57.10歳  
060340xx03x00x 胆管結石、胆管炎などで内視鏡的胆道結石除去術等の手術を行うもの - - - - -  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎で投薬、点滴などの治療を行うもの - - - - -  
060035xx99x0xx 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍で投薬、点滴などの治療を行うもの - - - - -  

当科では手術不能進行・再発胃癌、大腸癌に対して積極的に化学療法を行っていますが、ほぼ全例外来で行っているため、DPCの集計には数字として計上されていません。

総合内科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
110310xx99xxxx 腎臓または尿路の感染症で投薬、点滴などの治療を行うもの 86人 10.34日 13.00日 16.28% 77.55歳  
180010x0xxx0xx 敗血症で投薬、点滴などの治療を行うもの 52人 14.08日 19.20日 32.69% 78.87歳  
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く)で投薬、点滴等の治療を行うもの 24人 14.54日 10.76日 16.67% 74.83歳  
180010x0xxx2xx 敗血症で人工呼吸などの治療を行うもの 23人 28.00日 32.44日 47.83% 70.17歳  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎で投薬、点滴などの治療を行うもの 23人 19.39日 20.51日 82.61% 76.57歳  

比較的短期間で検査や治療ができています。

小児科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
080270xxxx1xxx 食物アレルギーで小児食物アレルギー負荷検査を行うもの 111人 1.09日 2.12日 0.00% 4.12歳 食物負荷試験パス(COVID対応)
080270xxxx0xxx 食物アレルギーで検査などを行うもの 71人 1.11日 2.44日 0.00% 7.35歳 食物負荷試験パス(COVID対応)
010230xx99x00x てんかんで投薬、点滴などの治療を行うもの 42人 2.90日 7.48日 2.38% 4.81歳 痙攣パス
040100xxxxx00x 喘息で酸素吸入、投薬、点滴などの治療を行うもの 37人 4.19日 6.46日 2.70% 3.86歳 気管支喘息発作パス【幼児用】 BW10kg設定
030270xxxxxxxx ウイルス性の咽頭結膜炎、急性咽頭炎で検査などを行うもの 27人 3.74日 4.85日 0.00% 2.22歳 痙攣パス

当科は神戸市の小児救急の基幹病院として機能しており入院患者の多くが急性疾患ですが、食物アレルギーなどのアレルギー性疾患、てんかんなどの治療・管理にも注力しています。クリニカルパスを充実させることでガイドラインに沿った標準的な医療を提供できるように心がけています。
平均在院日数はおおむね全国平均より短く効率的な病床運用を心がけています。
転院症例の多くは夜間の入院患者を翌日に居住地の近くの二次病院に転院していただいているケースです。

新生児科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
140010x199x0xx 出生時体重が2500g以上で妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害があり、投薬、点滴などの治療を行うもの 118人 6.22日 6.13日 0.00% 0.00歳 黄疸パス
140010x299x0xx 出生時体重が1500g以上2500g未満で妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害があり、投薬、点滴などの治療を行うもの 41人 10.66日 11.19日 0.00% 0.00歳  
140010x299x2xx 出生時体重が1500g以上2500g未満で妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害があり、シナジス筋注液投与などの治療を行うもの 13人 27.46日 28.12日 0.00% 0.00歳  
140010x199x1xx 出生時体重が2500g以上で妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害があり、中心静脈注射、人工呼吸等の治療を行うもの 12人 10.25日 10.91日 8.33% 0.00歳  
140010x197x1xx 出生時体重が2500g以上で妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害があり、汎発性腹膜炎手術、新生児仮死蘇生術等の手術を行うもの 12人 10.25日 12.38日 0.00% 0.00歳  

新生児診療の対象疾患診断群は出生体重、新生児仮死蘇生術の有無、人工呼吸など集中治療の有無で分類されています。正常出生体重、低出生体重で新生児黄疸などの通常新生児疾患を持つ新生児が入院患者の過半数を占めます。低出生体重で通常内科的治療およびRSウイルス感染高リスクとして予防薬を投与した群、低出生体重で新生児仮死に対する蘇生術、内科的治療、RSウイルス感染予防薬投与を実施した群、正常出生体重で重症疾患に集中治療を要した群はいずれも入院患者数の4から5%に該当します。

外科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)がんで結腸切除術等の手術を行うもの 79人 10.54日 16.19日 0.00% 71.63歳 大腸腹腔鏡クリニカルパス(前日入院)
060160x001xxxx 鼠径ヘルニアでヘルニア手術を行うもの 70人 2.63日 4.86日 0.00% 66.80歳 鼠径ヘルニア疾患用クリニカルパス
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など)で腹腔鏡下胆嚢摘出術等の手術を行うもの 70人 2.53日 6.41日 0.00% 60.84歳 腹腔鏡下胆嚢摘出術
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等で腹腔鏡下胆嚢摘出術等の手術を行うもの 41人 6.00日 7.23日 0.00% 69.66歳 腹腔鏡下胆嚢摘出術
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍で腹腔鏡下胃切除術等の手術を行うもの 41人 10.90日 19.04日 4.88% 72.54歳 胃切除術クリニカルパス(前日入院)

胆嚢疾患は主に胆嚢結石症です。予定入院症例は手術当日入院、翌日退院を基本としており、それにより平均在院日数は2.5日と全国平均より大きく短縮されています。一方、緊急の胆嚢炎では平均在院日数は若干長くなっておりますが、依然全国平均を下回っています。
悪性疾患の手術数は結腸癌・胃癌の順です。結腸癌は緊急症例を除きほぼ全症例を腹腔鏡手術、胃癌ではロボット補助下または腹腔鏡手術を導入しており、入院期間は両者とも全国平均を大きく下回っています。
以上より、当院では低侵襲手術を導入することにより術後のトラブルは少なく、早期に退院となっていることがわかります。

乳腺外科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)を行うもの 68人 6.16日 6.02日 0.00% 61.53歳 乳癌手術用クリニカルパス(RIシンチ併用)
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))を行うもの 67人 8.91日 10.30日 0.00% 62.60歳 乳癌手術用クリニカルパス(RIシンチ併用)
090020xx97xxxx 乳房の良性新生物で、乳腺腫瘍摘出術等の手術を行うもの - - - - -  
070041xx97x00x 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。)でリンパ節群郭清術等の手術を行うもの - - - - -  
130070xx97x0xx 白血球疾患(その他)でリンパ節摘出等の手術を行うもの - - - - -  

乳房の悪性腫瘍の大部分は乳癌です。乳癌を含んでいる乳房の一部分を取るのが乳房部分切除術で、乳癌を含んでいる乳房を全部取るのが乳房切除術です。乳癌から最初に流れ込む腋の下のリンパ節を取ってそこに乳癌が転移しているかどうかを調べる方法をセンチネルリンパ節生検といいます。乳癌から最初に流れ込むリンパ節に乳癌がわずかしか転移していない場合、それ以上腋の下のリンパ節を取ることはしません。このことを腋窩部郭清を伴わないもの、として表現します。乳癌から最初に流れ込むリンパ節にある程度以上転移が見つかった場合、その周囲の転移する可能性のある脇の下のリンパ節をほぼ全部取ることを腋窩部郭清を伴うもの、と表現しています。

心臓血管外科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
050080xx0101xx 弁膜症で弁形成術や弁置換術などの心臓手術を行うもの(手術後に人工呼吸器を装着していた場合) 30人 19.87日 22.56日 10.00% 68.27歳 開心術パス(術後あり) [術前2日前]
050161xx97x1xx 解離性大動脈瘤で大動脈瘤切除術等の手術を行うもの(手術後に人工呼吸器を装着していた場合) 30人 25.43日 29.23日 30.00% 63.67歳 開心術パス(術後あり) [術前2日前]
050080xx0100xx 弁膜症で弁形成術や弁置換術などの心臓手術を行うもの 24人 15.46日 19.12日 4.17% 63.29歳 開心術パス(術後あり) [術前2日前]
050163xx01x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤で大動脈瘤切除術(吻合または移植を含む)上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等の手術を行うもの 24人 23.96日 28.61日 16.67% 68.67歳 開心術パス(術後あり) [術前2日前]
050163xx02x0xx 非破裂性大動脈瘤や腸骨動脈瘤で大動脈瘤切除術等の手術を行うもの 22人 15.41日 16.10日 4.55% 75.50歳 AAA開腹手術パス [術前3日前]

当院では以前より弁膜症に対する外科治療、特に弁形成術を積極的に行い全国でも有数の数となっています。この数年はそれに加えて大動脈手術、冠動脈バイパス術も増加しています。

呼吸器外科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
040040xx97x00x 肺がんで肺悪性腫瘍手術等の手術を行うもの 164人 6.31日 10.83日 0.61% 70.55歳 肺葉切除パス(前日入院)
080240xx97xxxx 多汗症で交感神経節切除術等の手術を行うもの 23人 2.00日 3.06日 0.00% 24.00歳 デイ入院交換神経節切除術パス
040200xx01x00x 気胸で肺切除術等の手術を行うもの 20人 5.55日 10.08日 0.00% 41.20歳 肺ブラ切除・肺瘻閉鎖術パス
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍で胸腔鏡下縦隔悪性腫瘍手術等の手術を行うもの 17人 6.94日 9.98日 0.00% 61.24歳 縦隔腫瘍摘出術パス
040200xx99x00x 気胸で投薬、点滴などの治療を行うもの - - - - - 肺ブラ切除・肺瘻閉鎖術パス

呼吸器外科の入院は手術患者がほとんどで、肺がん・気胸・手掌多汗症・縦隔腫瘍の順です。ほとんどの手術を胸腔鏡で行うので術後の回復が早く、在院日数が短くなり、肺がんでも1週間程度です。気胸は急に発症するため準緊急的に手術を行い、入院期間の短縮を図っています。高齢の方で独居などの理由から退院後の生活に不安な場合には療養型病院への転院も提案しておりますが、多くの患者さんは自宅退院されます。胸腔内の交感神経を切断すると手のひらの汗が止まります。この手術は手掌多汗症でお悩み方に行い、最近、件数も増えています。

脳神経外科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤で脳血管造影検査を行うもの 221人 2.14日 3.04日 0.45% 62.47歳 1泊2日脳血管撮影(大腿動脈)
010030xx03x0xx 未破裂脳動脈瘤で脳血管内手術(脳血管内ステント)等の手術を行うもの 86人 6.98日 9.69日 1.16% 61.07歳 脳血管内手術
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷(外傷性硬膜下血腫など)で慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術などの手術を行うもの 48人 9.08日 9.68日 29.17% 71.67歳 慢性硬膜下血腫
010030xx01x0xx 未破裂脳動脈瘤で脳動脈頭部クリッピング等を行うもの 36人 9.64日 15.33日 0.00% 62.08歳 未破裂脳動脈瘤クリッピング
010070xx9910xx 脳血管障害で脳血管造影検査を行うもの 28人 2.68日 3.29日 0.00% 69.29歳 1泊2日脳血管撮影(大腿動脈)

脳神経外科は未破裂脳動脈瘤のクリッピング手術や血管内治療を多く手がけており、その術前検査や経過観察目的で血管造影入院数が多くなっています。DPCの14桁コードは治療内容を細分化しています。当科の実績については診療科別統計も併せてご覧ください。

整形外科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折で人工骨頭挿入術等の手術を行うもの 81人 22.72日 25.09日 88.89% 78.85歳 ひだり人工股関節
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、(変形性)股関節症で人工関節置換術等の手術を行うもの 72人 16.79日 21.03日 72.22% 69.25歳 ひだり人工股関節
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)で人工関節再置換術等の手術を行うもの 51人 16.33日 23.36日 84.31% 74.80歳 左右人工膝関節
160760xx97xx0x 前腕の骨折で骨折観血的手術等の手術を行うもの 32人 4.47日 5.18日 0.00% 35.88歳  
160740xx01xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼で関節内骨折観血的手術等の手術を行うもの 23人 6.74日 5.81日 13.04% 27.48歳  

高齢化の進んだ日本においては、退行変性による変形性関節症、骨粗鬆症に伴う脆弱性骨折(大腿骨近位部骨折、橈骨遠位端骨折など)が増加の一途を辿っています。当院では全国平均より短い在院日数で治療を行っています。

皮膚科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
080010xxxx0xxx 急性膿皮症(蜂巣炎など)で投薬、点滴などの治療を行うもの 57人 10.25日 12.87日 7.02% 68.16歳  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)で皮膚悪性腫瘍切除術等の手術を行うもの 43人 5.26日 7.71日 0.00% 76.86歳 局所麻酔デイ2泊以上入院
080020xxxxxxxx 帯状疱疹で投薬、点滴などの治療を行うもの 33人 8.94日 9.12日 3.03% 70.33歳  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物で皮膚、皮下腫瘍摘出術等の手術を行うもの 19人 3.74日 4.06日 0.00% 60.05歳 局所麻酔デイ1泊入院
070395xx971xxx 壊死性筋膜炎で手術・処置を行うもの 11人 38.82日 60.73日 27.27% 66.64歳  

尋常性乾癬に対する生物学的製剤導入時はアレルギー反応確認のため1泊2日入院、点滴静注製剤は投与継続時入院をお願いしています。帯状疱疹の重症例については神経痛後遺症の残存防止のため、積極的に入院加療をお勧めしています。

形成外科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)で鼻骨骨折整復固定術等の手術を行うもの 29人 2.72日 5.28日 0.00% 33.00歳 形成 当日入院 顔面骨骨折
070570xx970xxx 瘢痕拘縮で皮膚、皮下腫瘍摘出術等の手術を行うもの 10人 3.10日 5.27日 0.00% 37.40歳 形成 前日入院 全麻パス
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患で口唇裂形成手術等の手術を行うもの - - - - - 形成 前日入院 全麻パス
070570xx010xxx 瘢痕拘縮で瘢痕拘縮形成手術等の手術を行うもの - - - - - 形成 前日入院 全麻パス
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)で皮膚、皮下腫瘍摘出術等の手術を行うもの - - - - -  

形成外科では形成外科一般の症例を広く扱っています。当院の特徴として救急患者が多く、外傷・熱傷が多くなっています。そのうち、入院治療となるのは顔面骨骨折が多くを占めています。健康な患者さんが多いため、出来るだけ入院期間を短くし、社会復帰していただくようにしています。また、小児先天異常の手術にも力を入れており、なかでも口唇口蓋裂は、形成外科、矯正歯科、聴覚言語療法、耳鼻咽喉科などとチーム医療を推進しています。その他では、皮膚皮下腫瘍、軟部組織腫瘍などにも力を入れ、頭頚部再建外科、乳房再建、その他全身の再建外科も積極的に行っています。その他ケロイド、瘢痕拘縮、肥厚性瘢痕の治療にも力を入れています。特にケロイドは難治であり、ケロイド専門外来も開設し、臨床研究も行って取り組んでいます。

泌尿器科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
110070xx02xxxx 膀胱がんで経尿道的膀胱悪性腫瘍手術を行うもの 160人 3.44日 7.09日 1.25% 74.78歳 TUR-BTデイ入院(ALA臨床試験75kg以下)
110080xx01xxxx 前立腺がんで前立腺悪性腫瘍手術等の手術を行うもの 68人 8.65日 11.89日 0.00% 69.75歳 前立腺全摘 入院
11001xxx01x0xx 腎がんで腎(尿管)悪性腫瘍手術等の手術を行うもの 56人 7.36日 11.03日 0.00% 66.14歳 腎部分切除術 入院
110310xx99xxxx 腎臓または尿路の感染症で投薬、点滴などの治療を行うもの 42人 9.24日 13.00日 9.52% 74.76歳  
11012xxx020x0x 上部尿路疾患で経尿道的尿路結石除去術等の手術を行うもの 34人 3.91日 5.67日 8.82% 70.82歳 TUL デイ入院

泌尿器科悪性腫瘍は、前立腺癌、膀胱癌、腎癌の順に多く、前立腺癌や腎癌はロボットを使って手術する症例が年々増えております。膀胱癌の経尿道的内視鏡切除術は、最近アラグリオを使用した光線力学診断を行うことが多くなっています。どの手術も前日あるいは当日入院を基本とし、パスの運用(膀胱癌3日、前立腺癌8日、腎癌7日で設定)によって在院日数を短くすることができております。当院は救急医療に力を入れており、尿路結石に感染症を合併して尿性敗血症となれば緊急入院となります。尿管にステントを挿入して全身状態が改善されたら、一旦転院あるいは転院して戴き、状態が落ち着いてから内視鏡で破砕術を行います。

産婦人科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍で腹腔鏡下膣式子宮全摘術等の手術を行うもの 148人 5.51日 6.10日 0.00% 45.07歳 婦人科 ラパロ(子宮摘出)パス(前日入院)
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍で腹腔鏡下卵巣部分切除術等の手術を行うもの 113人 5.04日 6.16日 0.00% 41.84歳 婦人科 ラパロパス(前日入院)
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍で子宮悪性腫瘍手術等の手術を行うもの 87人 8.51日 11.96日 0.00% 56.02歳 婦人科 カルチパス(前日入院)
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍で子宮頸部(膣部)切除術等の手術を行うもの 83人 2.06日 3.11日 0.00% 40.72歳 婦人科円切パス(当日入院)
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍(子宮平滑筋腫など)で子宮全摘術、子宮筋腫摘出術等の手術を行うもの 50人 7.46日 9.57日 0.00% 43.14歳 婦人科 開腹手術パス(前日入院)

産婦人科では悪性腫瘍の治療を多く行っており兵庫県内でも有数ですが、同時に良性腫瘍に対する治療も行っています。治療のため入院する症例で最も多い症例は、子宮筋腫などの子宮の良性腫瘍です。患者さんの2/3は体への負担の少ない腹腔鏡手術で行っており平均して術後3-4日目に退院しており全国平均よりも短い入院期間となっています。
2番目に多い症例は卵巣の良性腫瘍、いわゆる卵巣嚢腫で、これもほとんどの症例は体への負担の少ない腹腔鏡手術で治療しており平均して術後3日目に退院となります。
3番目に多い症例は、子宮頸癌や子宮体癌などの悪性腫瘍の手術を受ける患者さんです。開腹手術では術後約6-7日目に退院となります。比較的早期の子宮頸癌や子宮体癌の手術はほとんどが腹腔鏡手術かロボット支援下腹腔鏡手術で行われており、術後約4日目に退院となります。
4番目に多い症例は、子宮頸癌の初期や前癌状態です。術後1泊の入院となります。
なお、DPC14桁コードは治療内容を細分化しています。当科の実績については診療科別統計も併せてご覧ください。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
030425xx97xxxx 聴覚の障害で人工内耳植込術等の手術を行うもの 57人 6.35日 7.77日 0.00% 20.79歳 人工内耳手術(小児)
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫で鼓室形成手術を行うもの 51人 7.08日 7.52日 0.00% 46.76歳 鼓室形成術(成人・全麻)
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍(耳下腺良性腫瘍など)で耳下腺腫瘍摘出術等の手術を行うもの 47人 5.87日 7.20日 0.00% 63.30歳 耳下腺良性腫瘍手術
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患で口蓋扁桃手術、アデノイド切除術等の手術を行うもの 39人 7.56日 7.94日 0.00% 22.51歳 扁桃摘出術(成人)
03001xxx0100xx 頭頸部悪性腫瘍で頸部悪性腫瘍手術等の手術を行うもの 31人 9.19日 13.68日 0.00% 67.32歳 口腔腫瘍切除術(遊離皮弁なし/頚部隔清なし)

DPC上位は、聴覚障害、口腔咽頭唾液腺疾患、耳科疾患、扁桃疾患、頭頸部悪性腫瘍であり、耳鼻咽喉科疾患のなかで多岐にわたり、近隣の先生方から手術を要する患者を多くご紹介いただくことで症例数が多くなっています。いずれの疾患も平均在院日数が6-9日程度で全国平均より短く、患者用パス通りに入院生活を送られており、おかげさまで術後にトラブルなく退院となっていることがわかります。

救急科
DPCコード公開用DPC名称患者数平均在院日数転院率平均年齢患者用
パス名称
自院全国
161070xxxxx00x 薬物中毒で胃洗浄、点滴などの治療を行うもの 11人 2.64日 3.81日 0.0% 54.73歳  
161070xxxxx01x 薬物中毒で肺炎等を発症し、投薬、点滴などの治療を行うもの - - - - -  
161060xx99x0xx アナフラキシーショックなどで点滴などの治療を行うもの - - - - -  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷(外傷性くも膜下出血など)で点滴、CTなどの治療を行うもの - - - - -  
160400xx99x0xx 胸郭・横隔膜損傷で投薬、点滴などの治療を行うもの - - - - -  

外傷、ショック、中毒は働き盛りの若年層に多く、つい今しがたまで健康だった人に降りかかる悪夢です。私たち救急科は、患者さんとご家族の皆様が、この悪夢から早く目覚めることができるようサポートします。アナフィラキシーは放置すると死に至る病態です。いったん軽快した症状が再燃することもあり、原則、入院管理とさせていただきます。また、薬物中毒や自殺企図等の精神科身体合併症患者さんは身体治療とともに精神科医、PSW(精神保健福祉士)と連携した精神疾患への対応が必要です。私たちは地域の精神病院とも連携しています。偶発性低体温症、熱中症は外界の環境によって引き起こされる病態で環境障害と総称します。これらは特に高齢者で独居の方が住宅内で発症し重症となりがちです。家族や周囲の皆さんは寒冷、暑熱環境時には、様子を見に行く、週1回の電話を2回にするなどいつも以上に気にかけましょう。

3.初発の5大癌のUICC病期分類別ならびに再発患者数

DPCで5大癌とコーディングされた初発・再発の患者を病期を示すUICC分類で分類しています。UICC分類はUICC(Unio Internationalis Contra Cancrum:国際対がん連合)が決定したがんの進行度を分類する方法です。早期がんをStageⅠとし、進行したがんをStageⅣで段階別に分類しています。「初発」とは当院で当該腫瘍の診断、診断と初回治療、初回治療を行ったものです。「再発」とは、初回治療が完了した後に患者を診療した場合や、局所再発、再燃、新たな遠隔転移を来した場合のものです。

令和2年度 初発の5大癌のUICC病期分類別ならびに再発患者数

【定義】

  • 5大癌について初発患者はUICC病期分類による患者数を、再発患者は期間内の患者数とする
  • 患者数は延患者数とする
 初発再発病期
分類
基準
版数
StageⅠStageⅡStageⅢStageⅣ不明
胃癌 125 14 14 26 - 29 1:UICC
TNM分類
8
大腸癌 64 39 40 27 - 17 1:UICC
TNM分類
8
乳癌 48 47 16 - - - 1:UICC
TNM分類
8
肺癌 117 25 57 107 - 202 1:UICC
TNM分類
8
肝癌 23 38 30 10 - 191 1:UICC
TNM分類
8

令和2年度 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数グラフの画像

令和2年度の初発・再発患者総数としては肺癌が最も多く、肝癌、胃癌、大腸癌、乳癌と続きます。
肺癌は、手術の対象となるステージⅢAまでの症例数も多いですが、化学療法の対象となるステージⅢB以上や再発症例がかなり多いのが特徴です。肝癌の治療は、経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)や肝動注療法など局所療法を繰り返し行うのが特徴で、再発症例数が突出して多いのは、年度を超えて複数回の治療を行う患者が多いことを反映しています。胃癌ではステージⅠが突出していますが、早期癌に対する内視鏡的治療などを積極的に行っていることが理由として挙げられます。大腸癌も同様の傾向がありますが、手術の対象となるステージⅡ以上の進行癌も多いのが特徴です。胃癌および大腸癌においてステージⅣおよび再発症例数が比較的少ないのは、化学療法がほとんど入院することなく外来で行われていることを反映していると考えられます。乳癌では、ステージⅡ・Ⅲまでに診断され治療をうける症例が多数を占めています。ステージⅣおよび再発症例数が少ないのは胃癌・大腸癌と同じ理由です。

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

市中肺炎とは、日常の生活を行っていて発症した肺炎をいいます。入院契機となった病名が肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎の患者を主体にしています。重症度分類は、男性70歳以上、女性75歳以上かどうか、腎機能、酸素濃度、意識状態、血圧などで4段階(軽症、中等症、重症、超重症)に分類しています。

令和2年度 成人市中肺炎の重症度別患者数等

【定義】

  • 入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$で始まるものに限定。
重症度患者数平均在院日数平均年齢
軽症 10人 11.50日 62.30歳
中等症 61人 11.89日 74.80歳
重症 15人 11.27日 82.13歳
超重症 28人 20.96日 83.11歳
令和元年度 成人市中肺炎の重症度別患者数
[令和2年度 成人市中肺炎の重症度別患者数]
令和元年度 成人市中肺炎の重症度別平均在院日数
[令和2年度 成人市中肺炎の重症度別平均在院日数]

成人市中肺炎の患者数は中等症に続いて超重症が多いことが特徴的です。重症度が高くなると在院日数が長くなってしまいます。

5.脳梗塞の患者数等

令和2年度 脳梗塞の患者数等

【定義】

  • 医療資源を最も投入した傷病名が脳梗塞のICD10で集計
ICD10傷病名発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
I63$ 脳梗塞 3日以内 348人 16.78日 74.60歳 39.54%
その他 44人 14.64日 69.73歳 4.59%

当院の総合脳卒中センターは、脳神経内科と脳神経外科が一体となった診療チームを構築運営しています。

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

手術術式のコード番号で分類しています。手術を行った時点での診療科で分類しているので、内科系の診療科でも数値が計上されています。

令和2年度 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

【定義】

  • 手術術式の点数表コード(Kコード)による集計
  • 輸血関連(K920$)及び創傷処理等の軽微な手術は除外
循環器内科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴う) 408人 1.40日 2.10日 0.00% 67.53歳 AFアブレーションパス(前日入院)
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 159人 2.64日 3.30日 1.89% 73.47歳 PCIパス(2泊3日)
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 85人 1.27日 1.33日 0.00% 58.94歳 一般アブレーションパス(前日入院)
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 55人 3.33日 6.65日 5.45% 78.65歳 ペースメーカー・ICD移植術パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 55人 1.85日 4.25日 9.09% 74.51歳 PCIパス(2泊3日)

手術術式から見た場合も診療群分類番号で集計した場合と概ね同様の結果で、COVID-19流行の影響により各コードの症例数はそれぞれ減少しています。各手技の分布の全体的な傾向には大きな変化はありません。

糖尿病・内分泌内科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K4641 副甲状腺(上皮小体)腺腫過形成手術(副甲状腺(上皮小体)摘出術) 10人 1.20日 6.70日 0.00% 62.90歳 甲状腺全摘パス
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみ) - - - - - 甲状腺半切パス
K4633 甲状腺悪性腫瘍手術(全摘及び亜全摘・頸部外側区域郭清を伴わない) - - - - - 甲状腺全摘パス
K4634 甲状腺悪性腫瘍手術(全摘及び亜全摘・片側頸部外側区域郭清を伴う) - - - - - 甲状腺全摘パス
K462 バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) - - - - - 甲状腺全摘パス

甲状腺や副甲状腺の手術は頭頸部外科が担当しますが、術前、術後の管理は当科が連携して行っています。また甲状腺癌の場合、当科で甲状腺癌術後放射性ヨード内用療法を行っています。これ以外にも泌尿器科で手術する褐色細胞腫の術前調整なども行っています。

腎臓内科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 45人 5.20日 9.42日 17.78% 69.91歳 内シャント作成パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) - - - - -  
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -  
K6121ロ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) - - - - -  
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 - - - - -  

パスを活用しながら、シャント手術症例を増やしていきます。よろしくお願いいたします。

脳神経内科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K178-4 経皮的脳血栓回収術 33人 1.24日 17.97日 57.58% 76.73歳 脳梗塞入院パス
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 22人 3.09日 9.82日 22.73% 76.32歳 脳梗塞入院パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 16人 23.25日 15.25日 75.00% 76.31歳 脳梗塞入院パス
K178-2 経皮的脳血管形成術 - - - - - 脳梗塞入院パス
K386 気管切開術 - - - - -  

脳血管障害やパーキンソン病などで嚥下が困難となった患者さんは、栄養補給のために胃ろうが必要になります。脳梗塞の急性期にはカテーテールで血管に詰まった血栓を回収できる場合があります.発症直後のまだ脳損傷が完全でない症例に限られます。当科はこの治療を脳外科と協力して行っています。また慢性の頸動脈狭窄が高度で、それが原因で脳梗塞を引き起こした、あるいは引き起こす可能性が高い場合には、ステントと呼ばれる血管内を広げる器具を狭窄部に留置して狭窄を広る治療が有効です。

消化器内科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 225人 1.36日 8.06日 12.00% 72.99歳 ERCP関連パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 155人 0.23日 1.14日 0.65% 70.77歳 大腸ポリープ切除術・粘膜切除術パス(当日版)
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 103人 1.02日 5.58日 0.97% 73.80歳 食道・胃ESD治療パス
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 101人 1.57日 5.33日 0.99% 76.16歳 腹部血管造影(TACE/TAI)パス
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他) 82人 1.38日 4.09日 7.32% 72.49歳 ERCP関連パス

消化器内科での手術手技としては、大腸ポリープや大腸早期癌に対する内視鏡的切除(EMR/ESD)が最多となっています。また、昨今増加傾向にある、膵胆道系腫瘍にたいするステント留置術も多く経験しています。肝細胞癌はC型肝炎に対する抗ウイルス療法(DAAs)にて減少傾向にありますが、動脈塞栓術(TACE)やラジオ波焼灼療法(RFA)を併用して、積極的に治療しています。緊急内視鏡治療としては、出血性潰瘍に対する止血術が最も多くなっています。

腫瘍内科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 15人 2.47日 18.60日 13.33% 62.20歳  
K6112 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用埋込型カテーテル設置(四肢) - - - - -  
K651 内視鏡的胃、十二指腸ステント留置術 - - - - -  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -  
K775 経皮的腎(腎盂)瘻造設術 - - - - -  

腫瘍内科の患者さんは症状緩和や治療目的のため様々な処置を行うことがあります。消化管や胆道狭窄に対するステント留置、難治性のがん性腹水に対するCART(腹水濾過濃縮再静注法)、化学療法や静脈栄養を目的とした中心静脈(CV)カテーテル留置など、他科の協力のもと多数実施しています。

新生児科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 32人 0.00日 27.69日 9.38% 0.00歳  
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 18人 0.00日 36.11日 22.22% 0.00歳  

新生児仮死は出生時の呼吸循環不全に起因する症候群で、脳性麻痺などの神経学的後遺症の原因となります。新生児仮死の標準的評価尺度としてアプガ〜スコアがあり、呼吸、心拍数、皮膚色、筋緊張、反射の5項目に関して、各項目 0〜2点で評価し、合計点で判定し、3~6(ないし7)点を第1度(軽症)新生児仮死、0〜2点を第2度(重症)新生児仮死として、その重症度を階層化しています。仮死第2度の重症グループは、在院日数が長い傾向があります。

外科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 120人 0.25日 2.87日 0.83% 65.03歳 腹腔鏡下胆嚢摘出術
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 82人 1.68日 8.43日 1.22% 71.55歳 大腸腹腔鏡クリニカルパス(前日入院)
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 50人 0.14日 1.28日 0.00% 66.26歳 鼠径ヘルニア疾患用クリニカルパス
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わない) 34人 0.26日 2.44日 0.00% 37.68歳 虫垂炎クリニカルパス
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 29人 1.31日 8.79日 3.45% 71.34歳 胃切除術クリニカルパス(前日入院)

腹腔鏡下の胆嚢摘出術・鼠経ヘルニア修復術は、手術当日入院、翌日退院を基本とすることで入院期間短縮が達成されています。虫垂炎はほぼ緊急手術症例ですが、当院では全身麻酔下の腹腔鏡下虫垂切除術を基本としています。それにより術後経過はスムーズに改善し、術後2.4日で退院という短期回復を成し遂げています。悪性疾患の手術数は結腸癌・胃癌の順です。結腸癌は緊急症例を除きほぼ全症例を腹腔鏡手術、胃癌ではロボット補助下または腹腔鏡手術を導入しており、術後入院期間は両者とも8日程度となっています。
以上より、当院では低侵襲手術を導入することにより術後のトラブルは少なく、早期に退院となっていることがわかります。

乳腺外科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)(腋窩部郭清を伴わない) 68人 0.96日 4.21日 0.00% 61.53歳 乳癌手術用クリニカルパス(RIシンチ併用)
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術)(腋窩部郭清を伴わない) 31人 0.97日 6.55日 0.00% 66.19歳 乳癌手術用クリニカルパス(RIシンチ併用)
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う(内視鏡下によるものを含む))) 13人 1.00日 6.85日 0.00% 61.77歳 乳癌手術用クリニカルパス
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴う)・胸筋切除を併施しない) 12人 1.33日 8.17日 0.00% 52.83歳 乳癌手術用クリニカルパス(RIシンチ併用)
K4766 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴う)・胸筋切除を併施) - - - - - 乳癌手術用クリニカルパス

乳房の悪性腫瘍の大部分は乳癌です。乳癌の病理検査、超音波検査、マンモグラフィ、MRIなどから乳癌の広がり、性質を診断し、手術の術式を決めていきます。乳房の一部分を取るのが乳房部分切除術で、乳房を全部取るのが乳房切除術です。乳癌から最初に流れ込む腋の下のリンパ節を取ってそこに乳癌が転移しているかどうかを調べる方法をセンチネルリンパ節生検といいます。乳癌から最初に流れ込むリンパ節に乳癌がわずかしか転移していない場合、それ以上腋の下のリンパ節を取ることはしません。このことを腋窩部郭清を伴わないもの、として表現します。乳癌から最初に流れ込むリンパ節にある程度以上転移が見つかった場合、その周囲の転移する可能性のある脇の下のリンパ節をほぼ全部取ることを腋窩部郭清を伴うもの、と表現しています。乳癌が直接胸の筋肉まで広がっていない場合、筋肉は温存し、胸筋切除を併施しないもの、と表現されます。

心臓血管外科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 38人 6.00日 20.37日 21.05% 72.13歳 開心術パス(術後あり) [術前2日前]
K5551 弁置換術(1弁) 33人 4.03日 16.45日 12.12% 69.70歳 開心術パス(術後あり) [術前2日前]
K5603ニ 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む)(上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術)(その他) 30人 1.37日 26.93日 26.67% 67.53歳 開心術パス(術後あり) [術前2日前]
K5606 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む)(腹部大動脈)(分枝血管の再建を伴う) 23人 2.83日 11.91日 4.35% 72.96歳 AAA開腹手術パス [術前3日前]
K554-21 胸腔鏡下弁形成術(1弁) 22人 3.77日 10.36日 4.55% 59.73歳 開心術パス(術後あり) [術前2日前]

DPC別退院症例数と同じでこの数年冠動脈バイパス術と大動脈手術が増加していますが、特に冠動脈バイパス術は人工心肺を使用しない手術を導入し術後入院日数も平均で20日と大幅に短縮され、短い場合は10日で退院となるケースも少なくありません。

呼吸器外科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 87人 1.43日 9.01日 2.30% 69.92歳 肺葉切除パス(前日入院)
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 43人 1.91日 4.05日 0.00% 70.37歳 肺部分切除パス(前日入院)
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 36人 1.75日 3.69日 0.00% 71.03歳 肺葉切除パス(前日入院)
K196-2 胸腔鏡下交感神経節切除術(両側) 23人 0.00日 1.00日 0.00% 24.00歳 デイ入院交換神経節切除術パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除による)) 22人 2.00日 2.73日 0.00% 43.73歳 肺ブラ切除・肺瘻閉鎖術パス

肺悪性腫瘍(肺がん・転移性肺腫瘍)に対する手術が最も多く,多汗症・気胸が続きます。肺がんは肺葉切除(K514-23)、転移性肺腫瘍(他臓器のがんが肺に転移)はがんの部分のみを切除する肺部分切除(K514-21)がそれぞれ標準術式です。肺がんに対しては、技術的には難しいが、根治性と肺機能温存を兼ね備える区域切除(K514-22)の件数が増えつつあります。これらの手術は2個か、1個のみの創で全て行っています。交感神経節切除(K196-2)は入院当日に手術を行い、翌日に退院されるため、若い患者さんに好評です。

脳神経外科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K1783 脳血管内手術(脳血管内ステントを用いる) 71人 2.11日 6.79日 4.23% 61.10歳 脳血管内手術
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 48人 1.54日 8.69日 31.25% 76.69歳 慢性硬膜下血腫
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 45人 2.13日 12.64日 13.33% 60.62歳 未破裂脳動脈瘤クリッピング
K1781 脳血管内手術(1箇所) 42人 0.74日 16.17日 21.43% 65.43歳 脳血管内手術
K178-4 経皮的脳血栓回収術 26人 1.23日 23.85日 65.38% 80.77歳  

脳神経外科は未破裂脳動脈瘤のクリッピング手術や血管内治療を多く手掛けており、その手術数が多くなっています。また、脳神経外科と脳神経内科が一体となった診療チームで24時間対応し、血管内再開通療法も積極的に行っており、多くの手術数となっています。
当科の実績については診療科別統計も併せてご覧ください。

整形外科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K0821 人工関節置換術(肩、股、膝) 139人 2.14日 14.02日 77.70% 72.07歳 左右人工膝関節
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) 69人 2.67日 14.87日 71.01% 71.03歳  
K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) 31人 1.55日 7.45日 32.26% 42.90歳  
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(前腕、下腿、鎖骨、膝蓋骨、手、足、指、その他) 26人 0.92日 1.85日 0.00% 32.27歳 デイサージャリー(自科麻酔:入院)
K1422 脊椎固定術(後方又は後側方固定) 26人 5.42日 20.69日 46.15% 66.35歳 腰椎手術 術前1日

人工関節置換術、脊椎手術、人工骨頭挿入術は、最小限の侵襲で最大の治療効果が期待できるように治療を工夫し、可及的に合併症の発生を防ぎ、早期に社会復帰できるようにしています。転倒事故、交通事故、労災事故、スポーツなどによる運動器の外傷においても、より早期に社会復帰、スポーツ復帰が可能となるように、適切な手術・治療を行っております。

皮膚科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 50人 0.46日 3.86日 0.00% 76.46歳 局所麻酔デイ2泊以上入院
K013-22 全層植皮術(25以上100未満) 11人 8.45日 9.82日 0.00% 71.18歳 全身麻酔 入院手術(1日前入院)
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) 10人 0.60日 2.50日 0.00% 55.70歳 局所麻酔デイ1泊入院
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上、4cm未満) - - - - - 局所麻酔デイ1泊入院
K0022 デブリードマン(100以上3、000未満) - - - - -  

手術に関しては他病院と比較し、当科が専門的に取り組んでいる皮膚悪性腫瘍の手術症例が多い印象があります。最近は虚血肢関連のデブリドマン、壊死性筋膜炎関連のデブリドマン、植皮術が増加しています。

形成外科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K227 眼窩骨折観血的手術(眼窩ブローアウト骨折手術を含む) 14人 1.14日 1.07日 0.00% 39.50歳 形成 当日入院 顔面骨骨折
K427 頬骨骨折観血的整復術 - - - - - 形成 前日入院 顔面骨骨折
K0064 皮膚、皮下腫瘍摘出術 - - - - - 形成 前日入院 全麻パス
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上、4cm未満) - - - - - 形成 当日入院 全麻パス
K1801 頭蓋骨形成手術(頭蓋骨) - - - - - 形成 前日入院 全麻パス

当院の特徴として、救急患者が多く、顔面外傷、体表外傷を専門とする当科では、外傷患者は非常に多い状況です。特に顔面骨骨折は積極的に手術をする方針としており、手術症例としては多くなっています。鼻骨骨折は、全身麻酔下で非観血的整復術を行っております。そのほうが十分に整復でき結果が良いと考えています。日帰りまたは手術当日一泊入院がほとんどです。頬骨骨折はすべての症例で、生体分解性のプレートを使用し固定しています。眼窩ブローアウト骨折も積極的に手術を行っています。こちらも、生体分解性シートを用いています。骨折の治療では、皮膚切開はさけられませんが、顔面ですので、できる限り創が目立たなくなる用な工夫をして手術をしています。ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建は、新しい製品が承認・発売されそちらを使用して行っています。

泌尿器科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 185人 0.28日 2.82日 1.62% 74.63歳 TUR-BTデイ入院(ALA臨床試験75kg以下)
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 95人 0.52日 7.55日 20.00% 74.80歳 尿管鏡検査 デイ入院
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 69人 1.00日 6.68日 0.00% 69.72歳 前立腺全摘 入院
K773-5 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 49人 1.00日 5.39日 0.00% 66.61歳 腎部分切除術 入院
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 34人 0.88日 3.59日 8.82% 72.53歳 TUL デイ入院

当科のパスでは、膀胱癌は当日入院で内視鏡手術を行い、1-2日目に尿道カテーテルを抜去し、3日目に退院としています。前立腺全摘除術はロボット支援によるもので、前日入院、5日目に尿道カテーテルを抜去し7日目に退院としています。腎癌もロボット支援による部分切除術で1週間程度の入院になります。上で記載したように、救急で入院された敗血症を伴う尿路結石にはまず尿管ステントを留置して感染のコントロールを行います。一週間ほどで一旦退院あるいは転院して戴き、状態が落ち着いたらレーザーで内視鏡的に砕石を行います。こちらは4日程度の入院になります。

産婦人科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 146人 0.92日 3.22日 0.00% 40.89歳 婦人科 ラパロパス(前日入院)
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 132人 1.00日 4.22日 0.00% 47.86歳 婦人科 ラパロ(子宮摘出)パス(前日入院)
K867 子宮頸部(腟部)切除術 84人 0.01日 1.05日 0.00% 40.80歳 婦人科円切パス(当日入院)
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 76人 6.43日 6.55日 0.00% 33.07歳 帝王切開パス(当日入院)
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側) 49人 1.55日 10.00日 2.04% 57.24歳 婦人科 カルチパス(前日入院)

産婦人科では悪性腫瘍の手術を多く行っており兵庫県内でも有数ですが、同時に良性腫瘍に対する手術も多く行っています。手術症例で最も多いのは、卵巣の良性腫瘍、いわゆる卵巣嚢腫の手術です。ほとんどの症例は体への負担の少ない腹腔鏡手術で行っており平均して術後3日目に退院となります。
2番目に多い手術は、子宮筋腫などの子宮の良性腫瘍に対する腹腔鏡手術です。術後約3-4日目に退院となります。
3番目に多い手術は、子宮頸癌の初期や前癌状態に対して行う子宮頚部円錐切除手術です。この手術は術後1泊の入院となります。
4番目に多い手術は、緊急帝王切開手術です。母体や胎児に危険が及ぶような場合に緊急で行うもので術後約6日目に退院となります。
当科の実績については診療科別統計も併せてご覧ください。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科
Kコード術式名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス名称
K328 人工内耳埋込術、人工内耳植込術 54人 1.22日 4.17日 0.00% 19.30歳 人工内耳手術(小児)
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 47人 0.98日 6.36日 0.00% 25.64歳 扁桃摘出術(成人)
K3192 鼓室形成手術(耳小骨再建術) 42人 1.00日 5.14日 0.00% 46.86歳 鼓室形成術(成人・全麻)
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) 21人 1.05日 2.00日 0.00% 69.00歳 ラリンゴマイクロ手術
K4571 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) 19人 1.00日 4.00日 0.00% 67.89歳 耳下腺良性腫瘍手術

人工内耳手術や鼓室形成術といった耳の専門的な手術が多いのが当科の特徴ですが、口蓋扁桃摘出術や声帯ポリープなど耳鼻咽喉科の基本手術、耳下腺腫瘍など頭頸部外科の手術もまんべんなく行なっています。人工内耳手術の平均年齢は19.30歳となっていますが、実際の患者さんは0-1歳の乳幼児と60-80代の高齢者の2群に分かれています。いずれの手術においても術後4~6日で退院となっており、術後経過が良好であることがわかります。

 

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

令和2年度 その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

【定義】

  • 敗血症等について、医療資源を最も投入した傷病名と入院の契機となった傷病名の同一性の有無を区別して、個々の患者数をカウントし全患者数に対する発生率を記述する。
DPCコード(6桁)傷病名入院契機患者数発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 118人 0.77%
異なる 71人 0.46%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 88人 0.57%
異なる 20人 0.13%

上記のコードはDPCで高額な点数が設定されており、不適切な請求を避ける目的で厚生労働省が注視しているものです。播種性血管内凝固症候群はショック状態などの重篤な病状の場合、敗血症は感染症や免疫力が低下した患者の場合に続発して発症するものです。当院は三次救急や重篤となった患者の転院を受けているため、これらの病名や手術・処置の合併症の治療を目的に入院加療される場合が多くなっています。