3つの向上を目指して

3つの向上を目指して

1診療の質の向上、2患者サ-ビスの向上、3地域の保健・医療・福祉機関との連携

1.診療の質の向上をめざして

高度医療

当院は、地域高度医療機関として、診療の質の向上を目指しています。その一つとして臓器別、疾患別に各科専門医が診療チームを組んで診療にあたる総合医療体制の強化を図って、循環器センター・消化器センター・脳神経センターなどを設けています。第二に検査、放射線、手術などの診療部門は、中央部門として各科から独立し、高度な最新機器を整備して、充実を図っています。さらに、重症患者のために集中治療部(CCU,ICU,SCUなど)を設けるとともに、各病棟のナースステーションを病棟中央に設置し、どの病室にもきめ細かく看護の目が届 くように配慮し、患者さんの看護に万全を期しています。

救急医療

神戸市では、救急医療体制を1次から3次までに区分し、各救急医療機関の役割分担を図っています。当院は昭和51年に救命救急センターとしての指定を受けており、主に市内の3次救急を分担しています。しかも一方、地域に密着した医療活動という当院の基本理念及び、市民の要望、さらには神戸市の基幹病院という立場から、1次から2次の救急医療のニーズにも応えています。

教育・研究機能の充実

市民に求められている医療を高い水準で行うためには、資質の高い医療従事者の育成が必要不可欠です。当院は昭和43年に臨床研修病院の指定を、平成9年には、歯科医師の臨床研修施設としての指定をそれぞれ受け新たな人材の育成に努めています。院内の人材育成のために、海外国内留学、海外での学会発表、各種研修会の参加等の自己啓発の支援や、医学振興事業等臨床研究の促進、さらには職種を越えてのワークショップ等院内の活性化に努めています。また、地域の他の医療機関との学術集談会の実施等により、地域の医療水準の向上にも寄与しています。

2.患者サ-ビスの向上をめざして

患者さんの抱える不安や痛み、苦しみなどをできるだけ取り除くことが使命の一つと考えており、その視点から患者サービスの充実を図っております。具体的には医師をはじめ、看護師、薬剤師、管理栄養士などすべてのスタッフによる適切な情報提供を旨とし、地域医療部では看護師やケースワーカーなどが患者さんの在宅医療に関する相談、看護相談、経済的問題、福祉制度などの相談に応じています。さらに、糖尿病教室、心臓病教室、禁煙教室・禁煙外来、アルコール依存症教室や院内コンサート、広く市民に向けての市民健康講演会等も実施しています。

3.地域の保健・医療・福祉機関との連携をめざして

地域の医療機関との窓口として、「地域医療連携センター」では患者さんの紹介受入や逆紹介が円滑に行えるように初診FAX予約や診療情報提供書等の取扱業務を行っています。また、地域合同オープンカンファレンスや地域連携懇話会を開催するなど、地域の医療機関との連携強化に努めています。さらに、患者さんの在宅医療の推進・支援を図るため、訪問看護ステーション、老人保健施設、各区保健福祉部など、保健・医療・福祉機関との連携も行っています。