安全で安心な災害に強い病院について

安全で安心な災害に強い病院について

安全で安心な災害に強い病院について

1.ライフライン等の確保

電力、給水、医療ガス等のライフラインについては、設備機器や配線・配管等の二重化を図るとともに、災害に備え3日間分の

  1. 非常用発電機用の灯油
  2. 患者用給食・飲用水・雑用水
  3. 医療用ガス
  4. 医薬品・医療材料(常時3日分以上の在庫量を確保)

の備蓄を行っています。

2.免震構造の導入等

「免震構造」の導入により、大きな揺れを抑え(震度6~7の地震が発生した場合でも、建物内では震度4程度の揺れに抑えるように設計)、患者さんや医療スタッフの安全を確保することに努めています。これに加えて設備機器や医療機器等は構造躯体に強固に固定することで損傷・転倒を防止し、病院機能を維持できるようにしています。

建物と地盤の間に免震装置(免震ゴム)を設置しています。自身の時には、この装置がはたらき、建物に揺れを伝えにくくします。写真の黒い部分が免震装置です。

免震装置(免震ゴム)の図

3.津波対策

現在、神戸市の「地域防災計画」の中では、「東南海・南海地震」が同時に発生し、かつ「最大津波が満潮時に重なった」場合の津波高さは、最大で標高3.9mと想定されています。※標高とは東京湾平均海面(TP)からの高さを示す。

中央市民病院の敷地の地盤高は、標高約7m、当病院に最も近いポートアイランド第2期の南西防波護岸高は、標高約8mであるため、満潮時に東南海・南海地震が発生した場合でも、十分に安全な地盤の高さを確保しています。

津波に対する考え方:満潮時に東南海・南海自身が同時発生した場合でも、十分に安全な地盤の高さ(標高約7メートル)を確保しています。護岸は標高8メートル。

万が一、地下部分等が浸水したとしても病院機能が停止してしまうことのないよう

  1. 地下階に診察や検査等の諸室を配置していないこと
  2. 電気室、非常用発電機室やコジェネレーション(常用発電機)室などを2階(標高12m程度)に配置していること

などの工夫をしています。

4.その他

大規模災害事故発生時に患者を収容できるように講堂や外来フロアにスペースを確保(300人程度、合わせて1,000人程度)するとともに、酸素、吸引等の配管も行っており、「災害拠点病院」として有事の際にも、機能を十分に発揮し、迅速な対応が行える施設としています。