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検査部タイムズバックナンバー

◆◆特集第8号◆◆        

採血のQ&A
              外来採血室  田村 明代

                        
Q1.採血を受ける時のよい服装はありますか?
A. 採血時には上着を脱いでいただきます。また、袖を上まで上げさせて頂きますので、袖口をまくったときに、なるべくきつくない服でおいでください。 袖口がきついと針を抜いたときに血が止まりにくくなります。

Q2.食事を摂ってきたけど大丈夫?
A. 医師から、採血検査を絶食で受けるようにと指示されている患者さん以外は、お食事されていても構いません。但し、他の絶食の検査と同日に受けられる場合はその検査の指示に従ってください。 (検査案内書の上方にある‘絶食で検査を受けてください’のところにチェックある方は絶食です) 採血へ絶食の指示があった場合でも、特殊な場合を除き水分の摂取は構いません。水分も摂らないようにと指示された以外は、普通に朝水分(水や白湯、お茶等)を摂ってきて頂くようお願いします。薬に関しては主治医にご確認ください。

Q3.採血をスムーズに出来る方法は?
A. 採血時にはどうしても緊張してしまいますが、緊張すると血管も縮んでしまいます。どうぞリラックスしてお受けください。また背筋を伸ばし、親指を中にして手を握っていただくと、血管も見えやすくなるようです。 朝から水を一滴も摂っていないと、血管も見えにくくなります。医師から水分制限を受けている方以外は、普通に朝水分(水や白湯、お茶等)を摂ってきて頂くようお願いします。

Q4.なぜ何本も採血するのですか?
A. 検査には、
@ 血を固めてその上澄み(血清)を測定するもの
A 血を固めずにその上澄み(血漿)を測定するもの
B 分離せずにそのまま測定するもの   
等あります。 これら色々な検査によって採血管の中にはそれぞれ違う薬剤が入っているために、数本の採血が必要となってきます。


Q5.採血管をクルクル回しているのはなぜ?
A. 採血管には前述のようにたくさんの種類があり、検査の為の色々な薬剤が入っている採血管があります。これらの採血管では中の薬剤と血液とをよく混ぜる必要があり、採血者が手で混和する手間を省くために機械でクルクルと回して混和しています。


Q6.こんなに何本も血を採って大丈夫?
A. 血液は体重により違いはありますが、成人ではだいたい4〜6L(体重のおよそ 1/13)が体の中をめぐっています。採血室では殆どの患者さんの採血は3-5本で採血量は20ml以内(約大さじスプーン1杯)ですので、体に流れている血液のだいたい1/250程度です。ご安心ください。

Q7.採血をした日はお風呂に入ってもいいの?/u>
A. 血が止まっていれば入浴しても構いません。 但し、採血部位を強くこすったりしないようにして、当日は清潔にしていただくようお願いします。

Q8.採血後に消毒したところが赤くなってかぶれたりするのですが?
Q8.採血後に消毒したところが赤くなってかぶれたりするのですが?
A. 採血をする時には、アルコールを染み込ませた綿を消毒に使用しています。 アルコールに過敏な方は、アルコール綿を使うと赤くなったり、かゆくなったり、腫れたりします。あらかじめ、申し出ていただければ別の消毒綿を使用します。数日経過してもかゆみや腫れがひかない場合はご相談ください。 また、テープにかぶれるという方も申し出ていただければ対応します。

Q9.採血後になぜ5分も押さえるの?
A. 血はすぐ止まるわけではありません。 綿の上からテープを貼っただけでは皮膚の穴しかふさがらないので、血管から出た血が皮下に溜まって青くなったり(内出血)します。 上からしっかり押さえることにより、血管の穴もふさがります。 また、採血後すぐに採血した方の手で重い物を持ったり、血圧測定などをすると、ふさがっていた穴から血液が漏れたりして内出血の原因になり、洋服を汚したりする場合がありますのでご注意ください。 血の止まりにくいお薬(ワーファリンやアスピリン等)を服用中の方はもっと長めに(10分程度)しっかり押さえて頂くようお願いします。


Q10.採血の後が青くなったけど?
A. 前述したように、採血後の押さえがしっかりしていないと、血液が皮下にもれて内出血をして青くなります。また、血管が細い人などの場合、採血技術も難しくて多少血管を傷つけてしまうこともあります。 特に痛みや熱などの無い場合は、そのままおいておけば血液が少しずつ細胞に吸収されていき、そのうち色が消えていきます。その際青あざが黄色く変色することがありますが、吸収される過程で赤血球の色素が変化しているだけですからご安心下さい。きれいになるのに1〜4週間程度みてください。



Q11.採血の時とても痛かったです?
A. 痛い思いをさせて申し訳ありません。採血行為は採血針を刺すため、多少の痛みは生じてしまいます。採血時に激しい痛みがありましたら採血者にお知らせください。採血を中断します。殆どの痛みは採血が終われば無くなっていきますが、もしも採血後の続く強い痛みや手指までに拡がるシビレ等がある場合は、神経を損傷している可能性があります。 私達採血者は、常に細心の注意を払って採血業務を行っていますが、神経の走行は個人差が大きく、外からはその走行を確認することが出来ないため、神経損傷を100%回避出来ないのが現状です。 神経損傷は約1万回〜10万回に1回の頻度で起こると言われており、通常の採血では損傷は軽度で症状は軽く一時的な事が殆どです。痛み、しびれが続く場合も、大抵は数日〜1ヶ月以内で治まりますが、ごく稀に数ヶ月以上疼痛の続く場合があります。 もしも、このような症状がある場合は採血スタッフへ申し出てください。 スタッフ一同細心の注意を払って採血をおこないますが、気になる症状がありましたらお申し出ください。 また、採血に関して疑問に感じることや聞きたいことがあれば、遠慮無くスタッフへお聞きください。

検査部ニュース

------学術関係報告---------

【学会発表】
○平成25年9月11日
2013年日中港澳 院内感染対策学術研究会 中国 広州医学院第一附属病院
講師:竹川啓史:感染症診断、治療における臨床検査技師の役割と機能について

○平成25年9月14日
KMI第47回例会 大阪ナレッジキャピタル
講師:竹川啓史:感染制御システムについて

○平成25年9月15日
平成25年度感染管理認定看護師教育課程 日本看護協会 神戸研修センター
講師:竹川啓史:培養困難微生物・真菌について

○平成25年9月18日
細胞検査士養成講習 兵庫県臨床検査技師会 研修センター
検鏡実習:原留 成和

○平成25年9月22日
平成25年度感染管理認定看護師教育課程 神戸大学医学部保健学科
講師:竹川啓史:真菌について

○平成25年9月28日
市民公開講座講演会 神戸市西区民センター
講師:原留 成和:病理検査と乳腺腫瘍
講師:簔輪 和士:乳腺の超音波検査-乳腺を診よう-

○平成25年10月19日-20日
第53回 日臨技近畿支部医学検査学会 福井
学術奨励賞受賞:野本奈津美:6カラーフロサイトメトリーを用いた形質細胞性腫瘍のイムノフェノタイピング

発表:野村菜美子:特徴的な理学的所見を示した感染性心内膜炎の一例
発表:濱田充生:ASSRで一側性難聴を示しCT、MRで蝸牛神経管の狭窄または蝸牛神経形成不全を認めた9例
発表:内藤拓也:血液培養からScedospolium prolificansを検出した1例     
発表:菅原雅史:限局型自己免疫性膵炎のUSにおける特徴的な膵管所見:膵癌との比較検討から
発表:宮本淳子:当院での救急部研修医向けグラム染色研修の取り組み
     

○平成25年11月9日
日本超音波医学会第40回関西地方学術集会 大阪
講師:岩崎信広:消化管 Screening超音波の系統的な手順―ピットフォールを回避するには?―

発表:成田祐美:US上、特に脂肪肝に合併して認められる肝血管腫周囲の低エコー部分についてのretrospectiveな検討
発表:三羽えり子:異物が原因と考えられる胃壁内膿瘍形成が疑われた1床例
発表:岩崎信広:小腸腫瘍性病変の超音波像について
発表:野本奈津美:三次元経食道心エコー図検査が左房粘液腫の診断に有用であった一例

あとがき

 ズボラな性格の私が香丁木(コチョウギ)という小さな盆栽を育て始めました。
枯らせてしまわないか不安でしたが、寒くなってもどんどん成長していく姿に
いつの間にか愛情がわいてきてせっせとお世話をしては新しい葉が出ているのを見つけて喜ぶ毎日です。
この木は春になると薄紫の花を咲かせるそうです。冬の間一緒に春を待ちたいと思います。(M.N) 
                                  
               
                         

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