糖尿病内分泌内科 診療内容・特長
糖尿病患者の治療目的の大部分は血糖値のコントロールを良くすることで、食事療法・運動療法の指導を行い、個々の膵分泌機能とインスリン抵抗性などを考慮し、内服薬やインスリン自己注射による治療法の中で最も適切な方法を選択しています。入院患者および外来患者を対象とした糖尿病教室を開き、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・歯科衛生士による個人指導を加え、糖尿病教育に重点を置いています。最近は2型糖尿病患者さんでもコントロールが不良な場合には早期からインスリン導入を勧めています。一方、内服薬の高齢者や腎機能低下者への不適切な投与などでの重症低血糖を多数例経験していますので、糖尿病非専門医の先生とともに1人の患者さんを管理する2人主治医制の導入を推進するために開業医の先生方との連携に力を入れています。特殊外来(高原志保が担当、第2と4金曜日)として成人1型糖尿病外来と糖尿病妊婦外来を行っています。
内分泌疾患の大部分は甲状腺疾患であり、特に橋本病とバセドウ病は多く、外来患者数は糖尿病に匹敵するぐらいです。入院疾患としては甲状腺癌が最多であり、手術例の術前術後管理を行う中で、核医学科と協力して遠隔転移に対するアイソトープ(I-131)治療を数多く行っています。I-131治療効果は良好であり、新病院では現在の2倍の年間100名の治療が可能になります。その他の疾患としては下垂体疾患、副甲状腺疾患、副腎疾患、性腺疾患などをあつかっています。内分泌機能の評価のために行う負荷試験などに基づいて治療を行っています。腫瘍がある場合には、存在部位の診断と治療法の選択のための検査を行い、他科の先生と討議して治療方針を決定しています。術後のホルモン補償も当科で行っております。
最終更新日 平成22年10月19日

