膠原病・リウマチ内科

神戸市立医療センター
中央市民病院

膠原病・リウマチ内科部長
大村 浩一郎

「患者さんに優しい世界最高レベルの専門診療を提供する」ことをモットーに、膠原病・リウマチ性疾患の患者さんの命と心と生活を守るために、最良の医療を提供いたします。

膠原病・リウマチ性疾患は比較的稀な病気が多いため、専門医の存在が不可欠です。専門医が集まって経験や知識を共有しあうことで、稀な病気でも適切に対処することができるため、多くの専門医をもつ施設に患者さんを集めて診療することも重要です。当院にはこれまで、膠原病・リウマチ性疾患の専門診療を行う部署がありませんでしたが、2020年11月に膠原病・リウマチセンターが立ち上がり、2021年4月からは膠原病・リウマチ内科という専門診療科となりました。総合内科の先生方と協力しあいながら膠原病・リウマチ性疾患の診療を行います。

膠原病・リウマチ性疾患の治療は近年、飛躍的に進歩しています。ステロイドと限られた免疫抑制薬しかなかった1990年代までの治療から、生物学的製剤、Jak阻害剤などの分子標的薬、新たな免疫抑制薬を駆使して、死亡率を下げ、重篤な病態から回復させることができるようになりました。さらには、副作用の多いステロイドを使わない、ないし最小限の量で治療を行うことができるようになってきました。当科では、このような世界標準の治療を行うことは当然として、これまでにない新たな治療法の開発を目指して臨床治験も積極的に行っていきます。

もうひとつの特徴は「患者さんに優しい」治療をめざしています。膠原病・リウマチ性疾患は残念ながらまだ治癒が望める病気ではありません。一生、付き合っていく必要のある病気であり、患者と主治医の関係はとても重要です。私たちは患者さんの話をよく聞き、しっかりと診察をし、適切な指導と治療を行っていくことを2つ目の柱に据えたいと思います。身体の治療だけでなく、心のケアや社会的背景も含めた患者さん全体を理解して治療を行う、心の通う診療を心がけたいと思います。

様々な臓器に病気をもつ膠原病・リウマチ性疾患では多くの診療科と協同して診療を行う必要がありますが、常に私たちがまとめ役として患者さんに最良の治療法が届けられるようにかじ取りをいたします。そのためにも、患者さん全体をみることを心がける必要があり、常に他の分野の勉強も怠ってはならないと思っています。急に病気が悪くなったり、肺炎などの感染症にかかることも多い病気ですが、24時間365日救急受診を受け付けている当院は患者さんにも安心していただけると確信しています。

Dr.住友の膠原病講座

臨床のエビデンスと免疫学的な視点から、膠原病・リウマチ性疾患を解説します。

更新情報:2021年10月7日「2. 全身性エリテマトーデス」を掲載しました

Journal club

当科で行っている臨床文献抄読会の資料です。

更新情報:2021年8月11日 No.14〜No.23を掲載しました

Dr.住友の膠原病講座

当院外来ナースに対して、1回10分程度で行っているリウマチ・膠原病ワンポイント講座の配布資料をアップしています。

更新情報:2021年10月6日「No.6〜8」を掲載しました