腎臓内科 血液浄化外来について

4階透析・血液浄化センター内の血液浄化外来では、全身状態の比較的安定した方を対象に血液浄化療法(血液吸着療法・血漿交換療法)を行っております。

血液浄化療法とは、従来の内服薬や注射薬だけではコントロールの困難な疾患、病状に対して、血液を一旦体外に循環させ、血漿中に存在する病気の原因となる物質を直接除去し、再び体に戻す治療法です。

これまで有効な治療法が確立していない疾患も対象にしており、さらにステロイドや免疫抑制剤などの副作用の強い薬剤でしか効果が得られなかった疾患に対して、治療効果の増強や治療薬の副作用軽減などを目的とした治療法です。そのほか、ASO(閉塞性動脈硬化症)などでは、LDL吸着療法により症状の改善も認められています。

血液浄化療法は、施行できる施設に限りがあり、未だ認知度は高くない治療法ではありますが、当科では各専門科や先端医療センターと連携しつつ、主に下記の疾患を対象に適応を見定め積極的に治療を行っております。

多くの浄化法は定期的に何回か行い効果を判定します。保険適応や社会保障制度もありますので、お気軽にご相談ください。

当院にて取り扱っている主な疾患

腎臓疾患

  • 巣状糸球体硬化症(ネフローゼ症候群)

循環器疾患

  • ASO(閉塞性動脈硬化症)
  • 家族性高コレステロール血症

消化器疾患

  • 潰瘍性大腸炎、難治性腹水症

自己免疫性疾患

  • 関節リウマチ、膠原病
  • 神経、筋疾患
  • 天疱瘡、類天疱瘡

など