CAR-T細胞療法(キムリア®)

当院は白血病やリンパ腫の新たな治療薬である「CAR-T細胞療法(キムリア®)」の提供可能施設として2020年11月26日に認定されました。

CAR-T細胞療法(キムリア®)とは

CAR-T療法は、白血球の一種であるT細胞を遺伝子導入により改変し、患者さんに投与することで、患者さん自身の免疫システムを利用してがんを攻撃する革新的な治療法です。

CAR-T細胞療法は「キメラ抗原受容体(CAR)」を導入して、がん細胞などを攻撃するように作り替えたT細胞を用いた治療です。患者さんからT細胞を採取して、急性リンパ性白血病などが持つ「CD19」というたんぱく質を標的としたCAR-T細胞を作成し、患者さんに戻すのがキムリア®です。

施設認定について

キムリア®の準備には施設の高い品質管理や、投与後の合併症の管理が必要なことから、施設には様々な体制の整備が求められており、提供可能と認定された施設のみで使用が可能です。常にダブルチェック体制を構築し、認定施設となりました。患者さんの細胞を高品質に保つための医療体制で作業に臨んでいます。

血液内科や各科の医師はもちろん、看護師や薬剤師、臨床検査技師、臨床工学技士、事務職員など、様々な職種の職員が協力し、円滑に連携することが不可欠です。

施設について

治療対象となる患者さん

キムリア®の適応
  • 再発・難治性のCD19陽性B細胞性急性リンパ芽球性白血病(25歳以下)
  • 再発・難治性のCD19陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫

キムリア®の治療を目的とした受診につきましては、主治医にご相談いただき、医療機関を通じて当院の地域医療連携センターにご連絡をお願いいたします。(地域医療連携センターでは、患者さんおよびご家族からの直接のお問合せはお受けできませんのでご了承ください。)

キムリア®の治療対象としての要件を満たしている必要があります。最終的には、当院の血液内科が判断しますが、ご希望の場合にはまずは現在の主治医にお伝えください。

医療機関のみなさんへ

キムリア®治療をご希望の患者さんをご紹介いただく際は、治療対象の要件をご確認のうえ、当院の地域医療連携センターよりご予約をお取りいただきますようお願いいたします。

なお、ご不明な点がありましたらご遠慮なく以下の連絡先までご連絡ください。
中央市民病院キムリア相談窓口:c-kym_kcho-ml@kcho.jp